シャクール引退? | らんぶるライフ

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3階級王者スティーブンソンが26歳で電撃引退 21戦全勝の逸材…井上尚弥に対戦要求の過去も (msn.com)

 

 マジですか!?

 いやいやいや、ダメでしょ?

 まぁヤメヤメ詐欺とかもあるんですが(笑)

 シャクールは試合はメイウェザーと同じく塩試合で激戦で人気を得るタイプじゃないんですがボクシング能力は半端じゃないんで今現在、三階級制覇はしてますが正直本番はこれからでしょ?と思ってるんですが…

 

 先にシャクールの戦績を書き出してみますね。

 

                         シャクール・スティーブンソン

                         戦績:21戦21勝(10KO)

                 WBOフェザー、WBC,WBOスーパーフェザー、WBCライト級王者

 

 リオデジャネイロオリンピック銀メダリストからプロデビュー。

 プロデビュー9連勝、10戦目でIBFインターコンチネンタル/WBC米大陸フェザー級王座決定戦に出場これを4ラウンドKOで下し王者獲得。

 次戦でNABO北米フェザー級王座決定戦に出場し判定勝ちで獲得。

 北米タイトルを一度防衛した後に13戦目でWBO世界フェザー級王座決定戦に出場、判定勝ちで世界王者獲得。

 2度ノンタイトルを勝利し、16戦目、WBO世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦二に出場。

 これを判定で下し二階級制覇。

 正規王者ジャメル・ヘリングと統一戦を10ラウンドTKOで勝利し正規王者に。

 WBC王者、オスカル・バルデスと統一戦を行い判定勝ちで統一王者に。

 統一王座の防衛戦をロブソン・コンセイサン斗行うも軽量で失格、王座をはく奪されてしまうが試合は判定勝ち。

 WBC世界ライト級挑戦者決定戦で吉野修一郎と対戦、6ラウンドTKOで挑戦者資格を獲得。

 WBC世界ライト級王座決定戦でエドウィン・デ・ロス・サントスを判定で下し3階級制覇。

 

 オリンピック銀メダリストからデビューして無敗で3階級制覇。

 スーパーフェザー級では対抗王者との統一戦もこなしてます。

 文句つけようがないといえばいえるんですが王者になった試合全て決定戦で防衛戦はスーパーフェザーで3回しかしてません…

 正直、無敗で三階級して統一戦も1回だけですがしてますし戦歴として申し分ないとは思うんですが正直、自分の勝手な言い分でしょうがシャクールは自分の能力でできうることをほとんど成し遂げていないという感想しかないです…

 全部決定戦でおぜん立てしてもらっての3階級制覇、防衛戦もほとんどせず、ビッグマッチと言えるようなのはオスカー・バルデスとの統一戦だけ…

 プロモーター的視点でいえばここまでしっかりスタートして育ててきてこれから本当の意味でのビッグマッチを繰り広げる段階になったと思うんですよ。

 階級もライト級ぐらいからしっかり稼げるファイトマネーになっていくんでしょうし…

 

 まぁヤメヤメ詐欺とは思うんですけどね(苦笑)