先週フロントフォークを外そうとしましたがどうしても抜けてこないためネット上にヒントがないか探していたらYouTubeにR90/6のフロントまわりのバラし方を解説しているおぢさんが居て参考にさせてもらいました。
下の三又がキツかっただけでした。思い切ってマイナスドライバーを隙間に叩きこんで三又を広げたら無事抜けてきました。見えているフォークスプリングは20年くらい前に少し硬いものに交換してあります。換える前はフロントの沈み込みが激し過ぎて峠道が怖かったですが交換後はとても乘り易くなりました。
おっと・・・オイルこぼした。
古いブーツ(右)はビローンと伸びてしまっています。何年使ったか…たぶん10年くらいだと思います。前述のYouTube動画でブーツの段は13個と言っていたので(合いそうな社外品を買ったのですが)オリジナルと同じ形だということが分かりました。
新しいブーツを付ける前にシール部分にシリコングリスを塗っておきます。ブーツはヒビ割れし難いように保護剤を塗り込みました。
ライトケースやメータまで外さなければならないと思いましたが必要なくてよかったです。こんなこところのボルトもやはり13番。欧州は13番が好きだよね。そういえば中国の自動車には10・11・12・13・14・16・17・18・19と1ミリ単位ですべてのサイズのボルトが使われているという動画がありました。他にも英国インチとアメリカインチには微妙な違いがあって整備士泣かせ(両方の工具が必要)というのはよく聞く話です。
前輪が無いのでオカメ(発電機のカバー)も外しました。発電機はサビて汚いですがその下の進角調整機はパッキン付の独立した部屋になっているのでピカピカでした。発電機が簡単に外せるのでブラシを交換してしまおうかと思います。コンデンサも交換しとこうかな。
オカメは前輪のハネで一番汚れる部分(撮り忘れました)ですがエキパイなどで掃除し難いのです。この機会にきれいにしようと、整備士のK氏宅に持ち込んでK氏自作のサンドブラストで掃除してもらうことにしました。
エアガンを使ったサンドブラストです。キャビネットは衣装ケースです。
かなりきれになりました。帰宅したら強風が吹き出したので続きはまた後日にします。春は強風の吹く日が多くて作業し難いです。いろんながもの飛んでいったり砂埃が付いたりするのが嫌なのでなるべく風の吹かない午前中に作業することにしています。