守護霊BOY | ゴーストバスター☆

ゴーストバスター☆

妄想が繰り出すファンタジー笑

某日、呪われた●を修理する 




めんどくさいのでマニアックな部品名は明かさないがとりあえず福祉関係の方が老人夫婦を訪問するのでせめてあのガラの悪い●をどかさねば…と額に汗かきながら修理に掛かる 





気分はブラックジャック


必ずこのオペは成功させる


しかし


無残にも何故か部品が逆回転に早く降りてきて指の皮を大きく切る怪我をした(血はまだ止まってない) 




もう、充分だろ! 

と、悪霊に怒鳴りつける



その日は介護関係の人の訪問を楽しみに待っている親父お袋にとって大切な日だ 



滴る血を洗い流しながら仏壇の主に言う




今日くらいは助けてくれ 頼むから…あの二人のためだ 



すると、いつもなら軽く数時間過ぎる修理もあっという間に終わった 




運がない人間は馬鹿みたいなことを言うと運のある人は思うかもしれない 





しかし、同じ努力をして報われる人、そうでない人がいるのは 





そこに運というものがあるから 



もし、現状を打破したければ住んでる場所を変えるとか思考を変えるとかそういうのもあるが




守護霊に訴えかけるのも手だ 



守護霊は神様よりすぐ近くにいる 


行って欲しくない場所、長居させちゃいけない場所 



あなたにサインを送る 




一度、守護霊が悪霊と対峙するのを母の口から聞いた 




母がとある山で舞踊を披露しに行った 


その山では戦時中亡くなった少年の遺骨が見つかったそうでその弔いを込めてのものだったのだ 




その儀式は無事終わったのだがその日の晩母に異変が起きた 




真っ暗な部屋で眠る母がいきなり口火を切る





おい!あんた私がわからんと思ってんのか? 


馬鹿にしてんのか?絶対逃がさんよ(全て荒めの方言で) 


どうやら亡くなった祖母が母に憑いてきた少年の霊を祓っていたらしい(祖母はユタ修行していた身) 




ま、そんな事もあるので山は霊感ある人要注意です 



なんでついてくるかというとやはりひと気ない場所にずーっと佇み、其処で自らの存在を確認できる人間が来た時の喜びは計り知れないからなのです。








オカルト妄想日記終わり