オカルト案件 閲覧には注意して下さい
某日、某テレビ局のディレクター?から連絡が入る
どうしてもアイディアが欲しいと言うのだ
アイディア?
は〜?
それを考えるのがあなた達の仕事では?
そ、それがですね 体験談を募ってもどれもありきたりというかみんな似たような話ばかりなんですよ〜
と、言った
まあ、アイディアというよりもオカルト然り怪談というものは人々の奥底に眠る恐怖感を造影化したもの
無理矢理造るよりは心霊スポットに出向いたほうがいいのでは?其処で何も起きなければそれでよし、でも本物の霊能者ほど行きたがらないはずだ
それをお坊さんや霊能者などに無理矢理な演出をさせたりするから視聴者からクレームが来たり霊感商法というものに結びつけられたりするのだ
人はそれぞれ六感があり見えないなら見えないで良き
それを無理矢理な演出もしなくていいし、普通に怪談をしても想像力のある人はどっぷり世界観を感じて恐怖を感じたりするものだ
だからと言って結局人が怖いとかいうオチは一ミリも面白くない
だから、ぜひ怪談ができる人間を集めてすべらない話ならぬ、誰が一番怖い話ができるかという番組を作ろうではないか
わ、わかりました じゃあ具体的にどんな感じでやってきましょうか?
まず、私が指定する人が集まれるような自然のある場所にお菓子、わた菓子、たこやきを用意して
できれば夜通しでやるのもいい
本来ならみんなで旅行先で布団にくるまって話してたような心霊体験や怪談話をするのだ
そうして山に囲まれた環境下で周りを通る車の音も消え
漆黒の闇になった森を想像し皆の六感が研ぎ澄まされ
ラップ音が鳴り盛り塩が真っ黒に染まり
いったい何を感じ何が現れるか
あるいは廃墟に突入して、廃墟のIN(中で)でどんなVoice(声)が聴こえてるのか
実践してみてはいかがかな?
まあ何も見えないし聞こえないならそれでもいいし
突然誰かが憑かれても
其処は山の中
それを其処にいるメンバーだけで一夜で解決する
それが
死霊のはらわたという映画だどうだ、人間関係のドロドロしたものよりもっとやるせない内容だろ?廃墟に行って悲壮感に浸り生きる気力を失うより
もっと楽しいことを描いて生きてく方がいい
好きな趣味に没頭する、自分が心から楽しいと思える事をして生きていく
そういう器用に生きられなかったのがこの世に未練を残した不浄霊なんだ
輪廻転生して、来世で生まれ変わるには今を必死で生きる
自分をあきらめないことが大事なんだ
命を絶つとかあきらめるんじゃなく、できないと決めつけてるのは自分
できないなら何回でもやり直し、自分を磨いていく
そうして何かを夢見て夢破れ叶わなくても何もしなかったよりは、夢のすぐ側にいれる
夢は必ず叶うわけではなくても、ふとレールを変えてトントン拍子になる事だってある
モテない、金ない、できないの三拍子の一つでもクリアできれば人間としてはマシだ
てゆうか
話し長っ!
あまりの話の長さにディレクターはぶっ倒れた。
オカルト妄想日記終わり