10月3日(土)、アルビBBのホーム開幕戦に行ってきました。
この日の来場者数は1,740人。
収容人数を半分ほどにしたとは言え、1,700人が集まるって、すごいことです。
街の様子もいつもとは違ったことでしょう。
人が動けば、モノも動く。
アルビBBの関連グッズも売れるし、飲食ブースだって賑わうし、近隣の飲食店だって、公共交通機関だって、宿泊施設だって、動く。
実際、わたしたちも食事したり、グッズを買ったり、飲食ブースを利用したりしましたもの
試合観戦を終えて、アオーレ近くのお店に、夕飯を食べに行きました。
今、観戦を終えたアルビブースターさんの姿もちらほら。
早速、注文して、料理が来るのを待っていると、お店の人が
「遅くてすみません。今、一生懸命、作ってますから。
一人で作っているんで、本当に、すみません」
と謝るのです。
わたしも同業者。
一気にお客さんが来たら、どんなに頑張っても、遅くなってしまうのは仕方のないこと。
ちゃんと作っている店であればあるほど、それには時間がかかってしまうのは承知しています。
「大丈夫ですよ。全然問題ないです。」
と言いながら、ほどなく運ばれてきたお料理をおいしくいただきました
帰り際…。
「お待たせしてすみませんでした。」
「いえいえ。全然! 大繁盛ですね」
「普段は全然人が来なくて…。もう、いつ辞めようかと…。
でも今日はバスケがあって、こんなにお客さんが来てくれて…」
そんな言葉を聞いて、切なくなりました。
人が来ないから、色々きり詰めて、できるだけ少ない人数でがんばっているところに、たくさんお客さんが来ちゃって、待たせちゃって、申し訳ない気持ちになる…。分かるよ~く分かる
コロナの自粛の影響が、想像以上に長引いて、じわじわと店の体力を奪っていく。先が見えず、どんどん気力も失われていく。
よ~く、分かります
そんな中、こうしてホーム開幕戦を迎えられたこと、半分とは言え約2,000人が動いたということ、少しだけでも見えた希望の光。その効果は大きかったと思います。
楽しい時間を過ごせたことは、わたしたちの気持ちへの影響も、街の経済への影響も大きかったと思います。
少しずつでも取り戻していきたいものですね。
開幕戦、行って良かった