術後の長い夜 | ぱぐま☆あるがまま生活

ぱぐま☆あるがまま生活

お気楽に生きていた私に子宮頸がんが発覚。
私と同じ病気で悩んでる方の参考に少しでもなればと
病気のこと。日々の生活のこと。
あるがままに綴っていきたいと思います。


「ぱぐまさん 手術  終わりましたよ」

「どこか つらいとこ ありませんか?」

看護師の声がする

頭が痛い
それに ムカムカ 吐き気 が
お腹も痛い

看護師に そのまま 伝える

薄っすら目を開けると
白い天井 だ

「ここは どこですか?」

「もう お部屋に戻ってきましたよ」

「すぐ 吐き気止め いれますね」

「寒くないですか?」

う~ん それよりかは
この 吐き気 を 早く止めて

「ぱぐまさん の ご家族の方」

看護師に呼ばれ 
旦那と息子が現れた

「今、何時?」

もう 4時半 だよ

「えっ⁉︎」

手術時間は 3時間 位
だと聞いてた のに…

「 開いて見たところ  は
ガン細胞らしきものはなかったって」

「あとは 病理検査の結果だけ」

「そっか とりあえず良かった」

旦那には 私の子宮を
撮っておいてと お願いしてた

旦那が その写真を 見せる
チラッと見てみたが

まだ凝視 できないな


何か 喉がイガイガするし
声もかすれてる

そういえば 麻酔の
術前説明の時に
のどに 管を入れるって言ってな

あっ 
管を強く噛んでしまい
歯が抜けてしまう方もいる
とも 言ってた

歯抜けの自分 …

イヤだ 

慌てて 舌で確認
歯が全部ある    

良かった 


口の中が 渇く
唇もガサガサだ

あ~ とっても不快 

明日、息子の学校の事もあるし
旦那と息子には
そろそろと 帰ってもらった

息子とは ハイタッチ 
なんて 出来る余裕もなく
目で バイバイ

お腹の痛み

お産を経験してから
大抵の痛みには 我慢できる
体になってる

あの 痛みに比べたら

でも やっぱ痛いか 

体を少しでも動かすと
お腹に激痛

でも、ずっと同じ姿勢だと
今度は腰に激痛

しょうがないので
激痛に耐えながら
ベットの横の手すりにつかまり
ある程度の間隔で
体を右に左と 横にする

看護師も手伝ってくれ
枕を腰に当ててくれた

左右 横になる時は激痛だが
やはり これで 腰が楽なる

我ながら ファイターだ
と 自分で自分の事を褒めた 

あとは 口の渇き
明日の朝まで 飲水できない

酸素マスクもしてるから
更に 口が渇く

口の渇きで
更に 吐き気 も 増してきて

何度も うがいをし
吐き気止めも使う

あとは 腸が動く時の 激痛

うつらうつら 眠れても
こやつに何度も叩き起こされた  
 


私の背中には管が入ってて
この注射器みたいなのを押すと
背中にツーと冷たさを感じる



痛み止め 
座薬や錠剤という手段も
あるみたいだが

私は術後は 1時間おきくらいに
これを押してました

でも 腸が動くたびの激痛には
きかないらしいです

本当に長い夜だった 
 

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