報知杯フィリーズレビュー・府中牝馬ステークス・京都牝馬ステークス・エリザベス女王杯など、18戦6勝も挙げた、北海道・千歳市の生産出身馬・クイーンズリング(QUEENSRING=マンハッタンの隣にある地名+母系より・父 マンハッタンカフェ 母 アクアリング・生産者 社台ファーム・所属 吉村 圭司厩舎(栗東) 2012年5月25日生まれ・牝・毛色 黒鹿毛)が、1月5日付で競走馬登録を抹消され、競走馬生活に終止符を打ち引退しました。
中央競馬では、同日付で、第33代・エプソムカップ優勝馬(2016年)・ルージュバックも競走馬登録を抹消され引退しており、相次ぐ牝馬の引退にファンから惜しむ声も聞かれています。
吉田 千津氏の所有馬として、競走馬デビューした、クイーンズリングは、昨年の有馬記念(グランプリ) 2着でレースを終えたのを最後に引退するまで、19戦6勝(内・海外遠征 1戦0勝)の成績を残しております。
2016年12月11日に行われた、香港カップでは、2015年の年度代表馬で2016年は特別賞を受賞した、モーリス(MORICE=人名・父 スクリーンヒーロー 母 メジロフランシス・門別 戸川牧場生産・2017年から種牡馬として、社台スタリオンステーション・早来で繋養生活中。)の9着に敗れはしましたが、日本代表馬の1頭として参戦しました。
クイーンズリングの今後の対応について、所属厩舎の吉村圭司調教師と協議した結果、今年の3月から4月にかけて、繁殖牝馬として繋養生活に入り種付け交配のシーズンを迎えることから、現役続行は困難と判断したとの事で、昨年12月24日・中山競馬場で行われた、グランプリ・有馬記念 2着を最後に現役引退を決めたのです。
クイーンズリングもルージュバックと同様、今後は繁殖牝馬として繋養生活を送るのですが、こちらは、生産者の社台ファームで繋養生活を送るとの事です。
クイーンズリングの、母 クイーンズリングとしての繁殖牝馬生活を期待したいと想い、願っております。
お疲れ様、クイーンズリング、繁殖牝馬として、いい仔馬を産んで行ってね、どうぞ、お幸せに。