女傑・ウオッカ アイルランドで繁殖牝馬として過ごす、伝説の少女 2017 | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

VODKA(1)

すっぴんでかわいい鹿毛の馬で、2010年4月から、アイルランドのアガ・カーン・スタッド・ギルタウン(キルディア州・キルディア近郊・ギルタウン)で、繁殖牝馬として繋養生活を送る、伝説の少女 女傑・ウオッカ(VODKA)は、今年4月4日(日本時間・4月5日)で、牝・13歳の誕生日を迎えた、牝馬のサラブレッドです。

VODKA「ヒュヒュヒュ~ン、ブルルルルルルルル。」

2004年4月4日・北海道静内郡静内町(現・日高郡・新ひだか町)のカントリー牧場(2012年3月31日で閉鎖、48年の歴史に終止符を打ち解散した。)で、タニノギムレットとタニノシスターの間に生まれた、女傑・ウオッカは、現役時代・栗東 角居勝彦厩舎に預託され、26戦10勝の成績を残しており、
、2006年の最優秀2歳牝馬を総なめにした他、2008・2009年の年度代表馬・最優秀4歳上牝馬にも選出するなど活躍しており、2007年には特別賞を受賞した牝馬のサラブレッドでしたが、2010年3月4日(日本時間・3月5日)・ドバイ・メイダン競馬場で行われた、ドバイワールドカップ・ミーティング アルマクトゥームチャレンジ・ラウンド3(8着)を最後に、鼻出血症がもとで惜しまれつつ、現役を引退(登録抹消は手続きの関係上、2010年3月18日(日本時間・2010年3月19日)付となる。)しました。

女傑・ウオッカは、2010年3月16日の午前・8時30分(日本時間・午後・17時30分)に、繋養先のアガ・カーン・スタッド・ギルタウンの繁殖牝馬厩舎に、イギリス・ニューマーケットのサウスフィールズステーブル経由で、到着し、2010年4月1日(日本時間・2010年4月2日)から、繁殖牝馬として繋養生活を開始しました。

今年 牝・13歳の女傑・ウオッカは、5月23日(日本時間・5月24日)に、第6仔・VODKA2017(通称・ウオンケルⅡ君 父・世界最強馬・フランケル)を、無事に出産するなど、出産が遅かったこともあり、2017年の配合種牡馬がないとの事で、同年度の種付交配を見合わせ、2018年度の種付け交配に備えることが判明したのです。


女傑・ウオッカは、暫く、繁殖牝馬生活を休止することになったのです。


6月2日(日本時間・6月3日)・アガ・カーン・スタッド・ギルタウン 繁殖牝馬厩舎。

女傑・ウオッカは、同厩舎で過ごしていました。

VODKA「ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュ~ン。」

ウオッカは、大きいいななきで、声高く叫んでいました。

VODKA「ニョロ、ニョロ、ニョロ、ニョロ、ニョロ。」

VODKA「バシャ~~~、ジャ~~~~!」

ウオッカは、大きいおしっこ(尿)を出していました。

馬名のウオッカとは、スラヴ語で少量の水という意味に由来する、蒸留酒の一種で、ロシア語ではヴォートカと呼んでおり、ロシア・ウクライナ・エストニアなどの、旧・ソ連圏、スウェーデン・ノルウェ―などの北欧圏、ポーランド・スロヴァキアなどの中欧圏で製造されている酒で、父のタニノギムレットよりもストレートで強い馬になってほしいという願いを込め、ウオッカと命名されたが、冠名のタニノは強すぎる馬でいてほしいことからつけられなかったとの事です。






年度代表馬・2回(2008:2009年)・特別賞・1回(2007年)を受賞するなど、活躍してきた、女傑・ウオッカは、2010年3月5日に現役引退を発表され、手続きの関係上、同年の3月18日付で競走馬登録を抹消しましたが、その時、女傑・ウオッカは、遠征先・ドバイにいました。

ドバイを後に、飛行機でイギリス・ロンドン・ヒースロー空港へ移動し。サフォーク州・ニューマーケットのサウスフィールズステーブルで1泊し、翌日・ホーリーヘッド港へ移動し馬運車ごと、フェリーに乗船して、名残惜しいイギリスを後に、海路・アイルランドに渡り、首都・ダブリンの港に入り、フェリーを馬運車ごと下船、さらに長い道のりを走って、3月16日・午前8時30分(日本時間・午後・17時30分)・繋養先の、キルディア州・キルディア近郊・ギルタウンの、アガ・カーン・スタッド・ギルタウンに到着、馬運車を降り、繫殖牝馬厩舎に入厩しました。

女傑・ウオッカは、2010年4月1日(日本時間・4月2日)に、アガ・カーン・スタッド・ギルタウンで、繫殖牝馬として生活を開始しました。

女傑・ウオッカは、これまでに、5頭の産駒を出産(内・1頭は競争生活中に死亡。)しました。

2016年5月21日・サラ系3歳未勝利戦で、イギリス生まれの産駒・VODKA2013(父・シーザスターズ 競争名・タニノアーバンシー(冠名・タニノ+凱旋門賞馬・アーバンシー(都会の海・英)より D・ツイ氏(他・6名) 承認済。)が1着となり、母としての、女傑・ウオッカの産駒初勝利を挙げました。

女傑・ウオッカの妹で、2勝を挙げた、セレブリティ(有名人・英 H・Hモハメド殿下・所有馬)は、女傑・ウオッカの繁殖牝馬入りの後を追って繁殖牝馬入りし、イギリスを中心に繋養生活中です。

2017年6月2日(日本時間・6月3日)・アガ・カーン・スタッド・ギルタウン 繁殖牝馬厩舎。

VODKA「ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュ~ン。」

ウオッカは、大きい鳴き声で、声高くいなないていました。

VODKA「ニョロ、ニョロ、ニョロ、ニョロ、ニョロ。」

VODKA「バシャ~~~~~、ジャ~~~~~!」

ウオッカは大きい緑色のおしっこ(尿)を出していました。

アガ・カーン・スタッド・ギルタウンの放牧場に連れていかれ、放牧に出された、ウオッカは、大きい蹄で、ギルタウンの大地を走っていました。

VODKA「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」

VODKA「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」

VODKA「パカッ。」

VODKA「ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュ~ン。」

ウオッカは、大きく、声高くいななきました。

VODKA「プ~!」

VODKA「ヒュヒュヒュ~ン。」

ウオッカは、おならの臭いを嗅いでは、フレーメンしていなないていました。

火山性の土壌のに生える牧草が広がっているアイルランドの放牧場では、軽種馬(サラブレッド)が、育つ環境を整えており、ウオッカも過ごしやすい環境で繁殖生活を送っています。

VODKA「カポ、カポ、カポ、カポ、カポ、カポ。」

VODKA「ブルルルルルルルル、ブルルルルルルルル。」

ウオッカは、大きい鼻息を鳴らしては、アイルランドの大地の空を歩めていました。

今年の5月23日(日本時間・5月24日)に、第6仔・VODKA2017(通称・ウオンケルⅡ君)を出産した、女傑・ウオッカ、出産が遅かったことから、2017年度の種付け交配を取りやめ、2018年度に種付交配をするとの事で、牝・13歳の現在も、アイルランド・キルディア州・キルディア近郊・ギルタウンの、アガ・カーン・スタッド・ギルタウンで繁殖牝馬として生活を送る、女傑・ウオッカの、さらなる繁殖牝馬としての活躍を、期待したいと想い、願っております。