ヤコブの梯子 | 天使と花束、猫ごはん

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猫たちの幸せを考えながら暮らすってどーゆーこと?

レッド・ツェッペリンの「天国への階段 」は僕の好きなロック。
BGMで使われすぎて手垢感は否めないけど、

8分弱をクラッシュ・シンバルが耳元で音割れを起こす寸前まで、ボリュームを上げて聞きたい1曲。

 

 でも天使が降りてきたり、僕らが昇天するときのBGMではないな。

 

 

 

アニメ・フランダースの犬の最終回のBGMを知らないのですが…。

 

例えばハレルヤコーラス、あるいは美しきハープの調べ。

荘厳なパイプオルガンや、華々しいチューブラベル…。

僕がリクエストするなら、不協和音のコントラバスをロングトーンで。

 

 実際に天使が降りてくる(ナニが実際だ!)時には、

耳が痛いほどの静寂ではないかな。

 

そんな写真を撮りました。

 

 

今回、素人写真館です。

 


2017.11.4

 

 

 


「ジェイコブズ・ラダー」(1990)は僕の大好きな映画のひとつです。


ジェイコブズ・ラダーとは旧約聖書のヤコブのハシゴ、

天使が上り下りする、地上から天国まで至る階段。

 


映画の内容は、やたらと意味不明で非常にグロテスク、かつ恐ろしいホラーです。

表面的には。


だけど、これほど「死そのもの」に迫った映画を僕はしらない。

 

 

 


唯一比較出来るのは、臨死体験中の意識を探求するコニー・ウィリスのSF小説『航路』。

 


こちらは映画と違い、エンディングでは感動の涙。

 

 

 

 

 

 

それはさておき、先週末、我が家の庭先から「ヤコブの梯子」の写真が撮れました。

 

 

雨が降ったり日が差したりの、虹が出現するような日に見受けられる光景ですが、
密室サラリーマンである僕は、美しい空に気付く日が7分の2しかない。

 


階段や梯子というより斜めったカーテンかな?

 


写した写真を引き伸ばすと、肉眼で見た印象より、薄くぼやけた感じです。

 

 

 

 

その数分後。

 

厚い雲を割って、新たな光束が出現する。

 

 

 

よりたかきところより
かくも細き1条の光が地上へとつながる。

 

 

天国への階段。


迷える魂を導いているかのよう。

 


ファインダーを通さず見てたら、天使が見えただろうか?

 

 

 

 

 


しまった、ウチの猫たちと繋がる要素が全くない。


仕方がないのでハシゴ猫。

 

猫たち、ハシゴを立て掛けただけでワラワラと登っちゃう。


高いところが大好き。


降りるの下手なくせに。

 

 

 

 


ブーケ、降りるのチョー苦手。


人より高いとこ登っても、そこが天国であるワケがない。
むしろ何も無かったなんてこともあるよね。
登った分だけ降りなきゃならないし。

 


 

 

 

 


そうでも言わなきゃ降りてこない。