すかいうぉーかー -68ページ目

すかいうぉーかー

CRAZY=SPELL−BOUND








マジでビックリである


このバイク
シルエットとラインの造形が、俺の中の理想にドンピシャなのだ


俺に「バイク デザインしろ」っつったら
概ねこんな感じなのだ






違う所と言えば

多分、俺はプロアームにしない
ウィンカーもミラーに付けない
エンジンは、もう少し見えるようにするかな



あと、ヘッドライトはR1っぽく 猛禽類系にするだろな









他?


無い無い


マジで
こんなにデザインで気に入らない箇所が無いバイク

生まれて初めて見た









もうね

最近の国産SS みんな駄目(個人的にね)

全然欲しいと思えない(あくまでも個人的にね)



(自主規制)は昔から一度もときめかないし

(自主規制)は仮面ライダーの怪人みたいになっちゃったし

(自主規制)は音がウンコだし
(自主規制)は、せっかく去年までのは良かったのに(自主規制)





後はBMWのS1000RRの青いヤツぐらいかなぁ

アレはなかなか










あと
デカいし重過ぎ


みーんな200kg行っちゃってんじゃん(装備重量だけどね)


コレなんか、188kgよ
乾燥なら171

このスリムさとコンパクトさ

完璧ですよ




本当にローン組んで買いたいぐらい









まあ、問題なのは値段と























すかいうぉーかー-CA3J033900010001.jpg




DUCATI

1199 PANIGALE /s







ピストンが2個足りないっちゅーね(駄目じゃねーか)




 




背もたれの両側が軽く膨らんだ、やれたシート






スカスカの室内、絨毯のような内張りに 頼りないシフトレバー周り


被せただけのようなコンソールが、球形のエアコンの吹き出しに挟まれ


ロールバーに囲まれて、マリファナの芳香剤が揺れ、アンソニーが「let me stand next to Your fire」と歌う非日常



取って付けたようなアクセルペダルを踏み込むと

1→2とカムに乗った4AGが、人間の感性に訴えかけるような吹けで、一気に8000まで回る





二十歳前後の若僧には

最高のオモチャだった







夜の七曲がり



明け方の大井



春先の熱海



真夏のランド坂









あの、安っぽい空間で


シケモクの山で閉まらない灰皿に煙草を突っ込んでもみ消し

キンコン鳴らしながら、真夜中の峠を落ちるように下り

しょぼいバルブに照らされたコーナーの入り口に向かって、叩きつけるようにシフトを落とす




どんな場所の、どんな時間でも何も怖く無かった




そんな原風景がフラッシュバックする文章









目に浮かぶ


音が聞こえる


肌で感じる



言葉はあくまでも淡々とシンプルに



本当にやったから滲み出る

大した事やってなさそうで、とてつもないディープさ


見え隠れする
悪ガキの匂い








無駄な説明もしない



それでニヤリと

ワクワクさせてくれる



グイグイ読まされる
実践とセンスのミクスチャー






速いだけでも駄目

文章上手いだけでも駄目






ある一線を越えて

後は、数字や記録で計るんじゃない 価値


多分
ブログの世界じゃ、100万人に1人ぐらいなんじゃないか?


見た事無ぇもん






俺は、本当に運がイイ










http://ameblo.jp/rikiishi-katudou/entry-11182153325.html



track back from 「ルーツ」








いつか一緒に

走りましょう





 






すかいうぉーかー-CA3J033500010001.jpg







副都心のど真ん中だった




車が揺れ

信号機が撓み

高層マンションが豆腐のように




自分の身に降りかかった事と言えば

現場が止まったり 仕事が激減したり ガソリンが手に入らなかったり 原発が気になったり






でも
困った顔をしながら、誰も文句は言わなかった


“歩く”のもやめなかった








「向こうでは

もっと大変なんだ」




口には出さずに









俺は、募金ってやつを信用してない


午前3時さんが炊き出しに行くと聞いて
5000円を振り込んだぐらいだ











あれから1年



















俺は明日も働き



税金を納める





 
すかいうぉーかー-CA3J033800010001.jpg

すかいうぉーかー-CA3J0337000100010001.jpg

すかいうぉーかー-CA3J033500010001.jpg

すかいうぉーかー-CA3J033600010001.jpg















何故、全て終わらせている



orz


 







もう無理






絶対無理






マジで無理









掃除?


洗濯?



知るかぁあああ そんなもん





明日、ぜってー何もしねー!






1日寝てやるぅぁああああああっっ!!!!


























・・・この記事は

多分、亭主より主婦の共感を得てしまうような気がする




 




すかいうぉーかー-CA3J03320001.jpg









匂うねぇ






365日乗ってると


すぐに分かるわ



 


すかいうぉーかー-CA3J03300002.jpg







orz


(お袋に「余ってるから」と押し付けられ

よく見もしないで貰って帰った)



 





三郷を降りて15分程走ると


まばらな住宅と農地の間に くすんだ古いコンクリートの倉庫が見えてきた





忘れ去られたようにひび割れた駐車場へR6を停め

大型トラックの荷台に合わせた高さの床へ這い上がると


1mほど上がったままのシャッターの中から 大音量のギターリフと灯りとオイルの匂いが漏れ出していた





綺麗に組まれた単管に、工事用の投光器が強烈な光を放ち


数台のバイクが置かれた奥で、古い事務机に向かって座った男が エンジンのポートをリューターで削っていた





「コブ」




ハットにボウラーシャツ
黒縁のメガネの二十代とおぼしき顔がこちらを振り向く




「おう、どした? ロッソコルサならまだだぞ」





「昨日 会えた」









眼鏡の奥で、大きめの瞳が これでもかと見開かれた



「“キング”にか?」




「ううん 多分“DOLL”の方。赤いCBRの900だったよね?」






「エヴォリューション=ブレードな。フロント16インチの


凄いな 探して会えるもんでも無いのに




ついて行けたのか?」







「無理だった。


でも、凄いね
バイクって」




コブと呼ばれた青年は、伸ばした薄い顎髭をかきながらkoolをくわえ
複雑そうに鼻を鳴らしながら、Zippoを「チン」と開けた





紫煙が、巨大な空間に広がる





「コース(サーキット)で、どーのこーのって話じゃないからな・・・


勝てるまで頑張れとも、言えないし

トウコの気持ちは、分かってるけど」











「大きいサーキットに行きたい」





筑波でのベストが8秒

レース未経験の、ほぼノーマルのバイクでの練習走行としては決して悪くは無いタイムだ



コブは、この2年間
敢えてトウコのR6に手をくわえなかった


マフラーとブレーキパッド

それで
“ある状態”から何も換えずに、慣れる事が本当は一番良いからだ


1つの事を突き詰めるならば

定点から、様々な状況を体験する方が







だが








「分かった。 今日は送ってやるから、R6置いてけ」












(忙しくなるな)








コブは、アルミの灰皿で煙草をもみ消すと


卓上のPCを起動した






(続



 
「誰にも何にも言わせない」



吉田聡が、自分の作品について言ってた言葉だ








うん
俺もそうだな と



少なくともバイクに関しては








自分の収入で買って

車検を取って

誰にも迷惑をかけていなければ







“我が まま”


で、居て
誰に何を遠慮する必要がある




何の為に生まれて来たのかを、俺が選んで 何が悪い





気の遠くなるような距離と時間を

バイク以外の事に、殆ど興味が無くなっても 費やさなくなっても


そりゃあ、普通の幸せって奴だって要らない訳じゃないし
足だ背骨だとボキボキへし折って、楽しい訳が無い





何に感動して

何に満足して

自分を理解していたのか











すかいうぉーかー-PAP_0030.jpg






“ソレ”が見つかったのなら






後は、晴れ渡った道を


自分のペースで行くのみなのだから



 



いくら飲んでも酔えなかった

祖父の故郷のシングルモルトが、カウンターの上で淡い匂いを立ち上らせる






脳裏によぎる、ナイフのようなコーナリング


完璧だった
“操る”と言う事が


いや、アレは既に操ってすらいない




人間が、バイクに乗るということ

それがあんなにも無駄の無い行為に昇華するなどと










出来るの?

アタシにも







ある程度は理解出来る


コースを覚えるなどという発想とは、真逆の有り様だ





「・・・。」



だが

悪い酒では無かった













トウコは幻影のように現れては消えるテールを追いながら

感動する自分にも気が付いていた




加速と共に沈むサス

無駄なく取り出されたパワーに、車体が押し出され

理想的な弧を描きながら 全てに対応出来る状態を維持して、次の減速と切り返しが完全に融合した動き





コーナーを1つ過ぎる度に
隠していた傷口のような、自分のアラが浮き彫りにされて行く


どうして、距離が開くのかが
五感の全てに突き刺さる






いったい どれだけの距離を走れば、あんな風に走れるのだろう


減速
倒し込み
コーナリング



それら一連の所作に
意識の動きと言うか 人間としての“揺らぎ”が、全く見えなかった







あんな所まで行けるのだ






それが見れた事












トウコは、湯河原と伊豆スカイラインの分岐を前に来た道へと踵を返した



何処かで停まった“彼”に会うのは「違う」気がしたのだ


だから、どちらへ行くのかも見たくなかった










芦ノ湖スカイラインへとR6を走らせながら



















トウコはなんとなく

“彼”は湯河原方面へは、降りないような気がした






(続