すかいうぉーかー -10ページ目

すかいうぉーかー

CRAZY=SPELL−BOUND






始まりはもう遥か昔





他にも、会ってみたい奴は居る




どうしてるのか

元気にやってるのか




携帯の画面だけ

日本語の文章だけ、言葉だけ














寝惚けた頭で、1階のロビーに降りると

軽いブュッフェスタイルのモーニングがやっていた



白いご飯のわきにトロトロのオムレツを乗せてカレーをブッかけるという暴挙をガツガツと平らげていると
いぶ姐と乱さんがデカい荷物を持って降りてきた



凄く晴れ晴れとした笑顔で「靖国行って来るわ」






あいよー


またねー







続いて、Gが来た

フトシさんとRADは、朝早く出たと言う





秋葉原に行くというヲタトリオにも別れを告げ

のんびりと車でホテルを後にする









荷物は大量だ


帰ってから片付けたり、レンタル元に送り返したり


明日からは、また仕事もある






でも

今はイイだろう






また、日本中に散らばって行った仲間達と

二人の式の余韻に心地良く浸りながら








オフもメイン

式もメイン



そんな事が出来たんだ








あの日、携帯を開いて 始めなければ


俺は、こんなに日本中に友達は出来なかったし


関東から出る事も殆ど無かったと思う









「やっぱ。 Duoって凄かったよな」




嫁キン「ブチ抜き日誌も凄いと思うけど(笑)」















この日から1週間




俺は、8 年ぶりぐらいに

とんでもない量のブログ記事を、回る事になるのだった(笑)






 (了













壱 『使う武器は一種類に絞るべし』


弐 『装備は見た目に拘るべし(ネタ不可)』


参 『全てのモンスターは、一度ソロで狩るべし』 ※例外アリ


四 『名前はアルファベット表記が望ましい。 HN、実名は避ける』




















以上



HUNT or  DIE












「下がれっ!!」




叫びながら崖の上から跳んだ



体重を充分に乗せて叩き込んだ ダオラ=レイドの刀身が、凄まじい火花を上げて 跳ね飛ばされた





(!?)





力に逆らわずに、背後に刀身を回し
逃がしながら着地する







( 弾かれた? 翼の“肉質”が違うのか?)


身体から水分が揮発しないように目深に被っていたマントを、剥いで投げ捨てる

カラカラに渇いた熱風が全身をなぶるのも構わず、腰のポーチからクーラードリンクを出し

決して目を逸らさずに、口で封を切って一息で飲み干す






禍々しい1本角が、恐竜のような皮膚と鱗に覆われた頭部にそそり立つ


その両側で、小さな血走った眼がコチラを睨む





地方によっては、神獣として神格化されてすらいる



獰猛で、小細工をせず

戦士のような闘いを好む








この世界

モンスターとハンターの、終わりなき戦いの始まりを告げたのは
コイツの狩猟を成し遂げた、伝説のハンターの偉業だ






俺が、ハンターとして独り立ちの狼煙を上げたのも
コイツが相手だった









「大丈夫だ。 早く行け」







“船”の帆が張りなおされ
キールが回頭し、白い砂波が飛沫を上げる



甲板

黒い肌に、特徴的なメイクをした
軽ボウを構えた女が、俺を見て小さく頷く
















1本角が、頭を振るように全身をわななかせる



高・中・低音

全てが詰まった、聞き惚れるような咆哮が
熱砂の大地に轟く




俺は、それを敢えて全身で受けた







「キーン」と耳鳴りが耳朶を支配し、脳が激しく揺さぶられる

鼻血が、1筋垂れるのを指で拭う













「来いよ」
























さあ
























始めようか
















「明日がある・お泊まり不可」組が、名残惜しみ 惜しまれながら、帰宅の途に付き

歌舞伎町並みの賑わいを見せる街を歩いて、3次会へ



皆でこうやって歩いているだけでも、何だか楽しかった


 


俺は、10人以上が入るカラオケボックスを
式が決まった直後から探し、仮押さえで予約してあった




そう

もう、ハナからヤル気だったのだアレを





幾らでも変更が効く方向の物は、全て考え
皆の様子を観ながら、絞って行き

イレギュラーなんて、簡単に対応出来るような骨子を作り




どうやら、フォーチュンクッキーが行けそうだと分かって来た途端に 動画の切り貼りを決め

フトシぼさんが、泊まれると分かれば「じゃあ、アレもやるか」






ただし、ギリギリまで言わない
フォーチュンクッキー撮った後で、そんなに頑張らなきゃならないような課題は出したくないし
アレなら、ぶっつけでも全然何とかなる







そして、やはり学ランを持って来てくれた(笑)










Gにも、最低限の指示しか頼んでないし

「好きなようにやってくれ」と


そして、フォーチュンクッキーの動画のパート振り分けを考える




“この人にココ頼めば、こんな感じだろうな”


“嫁キンの友達や、同僚の人達は
笑った顔がドンピシャに雰囲気を作るこの辺り”



そんな感じで
YouTubeに上がっている動画の映像と想像を、パンパンパンッと照らし合わす


殆どは迷わず決まる







“乱さんとこは、絶対にキッチリ仕上げられるポテンシャルがある”



“ライダーは「ボール使ってくれ」って言えば、この辺りが暴れやすいだろう”




もう、最初から
俺の頭の中では、コレは皆が凄くハッピーになれる物が必ず出来ると確信していた






そして、結婚式という理由さえあれば


皆「イケる口」だって事も






俺だって、普段ならこんなんお断りである

何人か溢れそうな人も居たが、それは別に“揺らぎ”の範疇である




大体の人が  “やってくれそうな”  ギリギリのラインではあったのだ





多分、5年前だったら無理だった









誰よりも

“俺”がである











薄暗い部屋

話し込むにはデカいが、暴れるには絶好の部屋




Gが、初っ端から盛大に“外し”た
この人、カラオケ向いてないんだな(笑)


皆が、少しずつ曲を入れ始め
空気が堅さを無くして行く


まず、秋雨が歌えば
皆が「よっしゃ」ってなるとも思ってた



フトシさんが、タガが外れるだろうとも




アイドリングが上がって行く












(よし)






見計らい
曲を入れる


嫁キンにマイクを回す






画面に曲名が



散々聞いたであろうイントロ





そう
自分はこの曲を知っている と












「よっしゃ   やるか」





首をコキコキ鳴らすかのように「ズイっ」と、つくね夫妻が立ち上がって前に出る



そう
君は余興でやったばかりで、フルにやれると言ってたよな中佐




当然、フトシさんも参加だ
















全力だった



全力での、身体に染み込ませたフォーチュンクッキー(笑)





後ろにポジションを取った俺の前で、いぶ姐の上半身が格闘技の演舞の如く躍動する



夫婦関係を悪化させるぐらいに、頑張ってくれたらしい


それが、「うおりゃあああああ」と
叩きつけるように “オニギリ握り”を振り下ろしている




それがまた、場を盛り上げる




嫁キンは、笑って まともに歌えないぐらいだった






鳥肌もんだった





今、歌う踊るは置いといて

ここに居る全員が、この曲を知っていて

全員が笑顔で盛り上がるようなパフォーマンスを




1つの事で、意識を共有して

馬鹿みたいにはしゃぎながら





動画は、ぶっちゃけ自分達のためだが




俺が、Duoのオフとして本当にやりたかったのは、コレなのだ







ただ、居酒屋で飲んだって
たかだか数時間で、全員が全員 心行くまでの交流なんか出来ない






披露宴で皆で踊ったって

こんな風にはなれない



それが、分かっていたから

















結婚式は結婚式








オフ会はオフ会











この時

俺の、長い長い計画は 達成されたのだった




(続





















ど ん!!






















ハンコック「図が高い!!」










すみません












いや、何が「うわぁ」かって



喰らうのが、コスチュームの襟元に手添えて

ぐわぁっと、巨大な“悪魔の実”を2つ突き出していたのだ





実際に見たままを言うが
喰らうのはベッピンさんだ


スタイルも良いし、そんじょそこらのレベルは遥かに超越して




その上、巨乳で  
あんなキレッキレのブログ書いて

飲み会にまで、こんな用意をして来るとか









いぶ姐「さっき、女子限定でお触り会やってたんやで」





触りたいんすか(笑)



むしろ、その催しの様子の方が観たいわ
(薄暗い居酒屋の個室で、アラフォー熟女が寄って集って海賊女帝の乳を触ってる図)
 




席に戻り、隣の秋雨とフトシさんと話を始めると
Gが、おもむろに赤い粘着テープを出した

 
 



チョキん

ペタ






チョキん

ペタ










・・・えっと

そこは、ワタクシのドタマですが






頭に3本


頬も左右に2本ずつ


















俺 「・・・ダルシムか」





G「流石やね!! ♪」










・・・嬉しくねーよ












G「さぁ、パッちゃん! 火を吹け!!w」





俺は、即座に

ポケットの使い捨てライターを出して、目の前で吹いてあげた














「テレポートだ!!」





できるか










だが、下が掘り炬燵のように低くなってるテーブルの下にゴソゴソと潜り
反対側から「ニュウっ」と出る



腕は流石に伸びないが、やれる事はやる






普段ならお断りだが
今日は仕方ない

それだけの事はやってもらっている









G「ほら、ザンギエフ来たwww」
   






お前もか  RAD






気の毒に
Yシャツ脱がされて、胸に赤テープでペケ(✘)まで付けられ
口の周りに靴墨か何かで髭まで描かされている





G「ほら、動け! コントローラーならあるぞ!!」





何でそこまで用意するんだアンタは












乱さん「何ぃ?   この俺に、エドモンド本田をやれだとぉ?」

























やるんですね



コレ、写真じゃ分からないが
ちゃんと髷のヅラまで被っている























終いには、全く知識の無いフトシさんが眼帯付けさせられる始末



だが、乱さんはノリノリだし

RADは「フンっ!」とか言ってグルグル回り出す





流石だぜ、関西人 (汗)









ライダーと否ハチの、メイキング画像も観せてもらった


G監督・中佐の編集らしいのだが

これがもう、テロップから音楽から
そこらのニコ動なんかよりもイチイチ面白い





後で、家帰って見直して見たら
トップ画面でチャプター分けまでしてある



嫁キン「あの人、どんだけポテンシャル高いんすか  (滝汗)」








端から見たら、単なるオタク混じりの くだらない飲み会に見えるかも知れない



でも、やっぱり俺からしたら凄い事だらけで











本当に、幸せな飲み会だった






( 続