腰が痛い・・・ | 夢老い人の呟き

夢老い人の呟き

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先日書いたノズルのパイプの内側が錆びてピンホールがあき、水が漏れ出てくるFaucet。
 
体力が弱っているので奥さんからは作業するなと固く禁じられていますが、この程度なら大丈夫と甘く見てFaucet の交換をしたところ予想外に難航し、おかしな姿勢で作業を続けたため古傷の腰が痛むようになりました。
奥さんに知られると叱られるので(情けない汗)顔には出さず静養中です。
 
 
金属は必ず錆びるフィリピン。
日本では錆びないと思われているステンレス鋼ですが、こちらでは錆びるのが当たり前で、フィリピン人は金属製よりもプラスチック製品を好みます。
 
なお日本では一般的に18-8ステンレスと言いますが、こちらでは18-8という名称は聞かず、ステンレスといえば「304」です。
「18-8」と「304」は共に"オーステナイト鋼"で、「18-8 」は 18% のクロム8% のニッケルで構成されますが、「304」 には 18% のクロム8% のニッケルにプラスして、最大 0.08% の炭素も含まれています。
 
そして「18-8」よりも耐食性と強度が強いとされる「304」ですが、それでもこのありさまです。

 

 

早速このFaucetは交換しましたが、しかし少々甘くみていました。

FaucetはこのようにBasinの裏側から固定されていますが、ホースは取り付け部にシリコンラバーなどのガスケットがついているため強いトルクをかける必要がありません。

だから簡単に緩むはずです。

 

 

ですからこのツールがあれば簡単に外れる・・・・と思っていたら、固く締められ固着していて緩みません。

 

四苦八苦して何とか外しましたが、ホースのナット内側のガスケットが傷んでおり、普通に取り付けたのではリークしそうです。

仕方無いのでねじ山に水道用のテフロンテープを巻いて強く締めて誤魔化しました。

 

 

また写真に写っているバルブも閉めても完全には水が止まらないので、給水ポンプを止めて大元のバルブを閉めて作業しました。

このバルブとホースも後日交換する必要があります。

 

 

何はともあれFaucet を交換して、気持ちよく水が出るようになりました。

古いFaucet とは水量が全く違いますが、内部が錆びで流れが妨げられていたのでしょう。

 

誤算だったのは同じくらいのサイズかと思って注文しましたが、だいぶ大きさが違います。

こういうところが通信販売の難しさすが、実用上支障ありませんから良しとします。

 

 

 

今日か明日には注文していた水のバルブとホースが届くと思いますが、これ以上腰を悪くしたら大変なので義息が休みの日に交換してもらいます。

 

 

ホースについている黄色いプラスチックの物は、ナットを閉めるためのツールです。

最近の製品には必ずこれが付いているようですが、本来はこれで締める程度のトルクで良いのです。

手元にあるツールで出来るだけ強く締めるのがフィリピンスタイルですから、こういうツールが付属しているとオーバートルクの防止に役立ちそうです。