Heat Indexは連日Danger | 夢老い人の呟き

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4月に入ってから暑く、テレビでは「今日は○○℃と暑く危険です」というようなことを言っているようですが、その時に使う温度は気温ではなく「Heat Index」です。

 

Heat Indexとは何かというと気温と相対湿度から導き出される暑さ指数で、次のTABLE(縦軸は湿度、横軸は気温)から気温、湿度によってHeat Indexを求めます。

 

 

 

そしてHeat Indexは身体に与える影響によって、次のように区分され色分けされています。

Caution(27~32℃)長時間の露出や活動により疲労が生じる可能性があります。活動を続けると熱けいれんを引き起こす可能性があります。

Extreme Caution(32℃超~41℃)熱けいれんや熱疲労の可能性があります。活動を続けると熱中症を引き起こす可能性があります。

Danger(41℃超~51℃)熱けいれんや熱疲労が起こる可能性が高く活動を続けると熱中症の可能性が高くなります。

Extreme Danger(51℃超):熱中症が差し迫っています。

なおこの表で用いる気温は日陰の気温で、日光に完全にさらされると、Heat Indexが最大 8 °C (14 °F) 上昇する可能性があります

 

 

 

下表はマニラ首都圏のHeat Indexですが、連日Heat Index は「熱けいれんや熱疲労が起こる可能性が高く、活動を続けると熱中症の可能性が高い」という、Danger を示すオレンジ色となっています。

このため各地でパブリックの学校は休校となっているようです。
 
 
 
日本にお住いの皆様は暑いくらいで休校などとんでもないと思うでしょうが、フィリピンは新型コロナで長期間のロックダウンをしました。
そのためOn Line授業を行うようになり、対面授業をしないでコロナ禍を乗り切りました。
ですからOn Line授業は慣れていますし、体に危険な状態で無理して対面授業する必要は無いということでしょうか。(日本ほど教育熱心ではありませんが)
 
 
 
じつは新型コロナ禍以前のフィリピンのインターネットは、とてもじゃないけど褒められる物ではありませんでした。
しかし当時のドゥテルテ大統領はプロバイダー各社にインターネットを改善するように依頼(強権発動!)し、劇的にインターネット環境は改善されました。
今では我が家のインターネットの回線速度は、圧巻の600Mbps超びっくりと快適なネット環境ですが、これも新型コロナのおかげです。
 
ある面では災い転じて福となしたのかも知れませんが、アメリカにしろヨーロッパにしろ、コロナ禍の中で力を蓄えていたのでしょうか、コロナ禍が下火になるとすぐに経済が活発になったように見えます。
 
ところが日本はコロナ禍が下火になっても経済は不調で、円は下がり続け、実質賃金は23ヵ月連続で下がり続け、貿易赤字も続いています。
 
そして私の悪い予想は当たり、今1ドルは156円を超えて円安加速中です。
 
今や円安ではなく円弱だと言われますが、円安政策で終わってしまったアベノミクスの後遺症は大きく、円安に対して打つ手無し、口先介入さえ止めてしまいましたが、食料自給率38%(カロリーベース)の日本、食卓も輸入物価高が襲うと思います。
そして秋には値上げラッシュが予想されますが、それよりも深刻な我が家の家計。
外国人旅行客に旅費も食費も日本の方が安いと言われるようになってしまいましたが、円安と物価上昇のダブルパンチです。