そろそろ検診、これで終わりとなるか? | 夢老い人の呟き

夢老い人の呟き

願い望むは願望  夢は寝てみるもの 儚く叶わぬもの
  人に夢と書き儚  夢に人と書き夢人 
    夢と人の中に老いが入り夢老い人  儚く老いる独り言

朝起きたら右足が思うように動かず、大慌てで救急病院に駆け込み治療を始めてから早や10ヵ月。そろそろ薬も終わるのでチェックアップを受けなければなりませんが、はたして今回で終わるか否か?

 

私を担当してくれた医師は3つくらいの病院を掛け持ちしており、私が診察を受けられるのは週に2回のみで、その曜日に診察を受けなければなりません。

 

 

しかしこれがまた中々大変で、午前中なるべく早く診察の番号札を貰いに行き、午後に頃合いを見計らって病院に行き、それでも順番が来るのを長時間待つ状態で、1日がかりの大仕事です。

午前中に番号札を貰いに行ってくれ、午後付き添ってくれる家族がいるから診察を受けられますが、単身移住だったらとっくにギブアップでしょう。

 

 

 

もちろんこんな常に混む病院ばかりではなく、すんなり診察を受けられる病院もあるかもしれません。

しかし皆保険制度の診療報酬制度により診察費や治療費、薬価が国により定められている日本(しかも諸外国に比べ大変安価です)と違って、大抵の国では医療費は医療機関によって異なります

フィリピンもピンはマニラなどの大病院からキリはバランガイ(最小単位の地方自治体)のクリニックまで、診療費は医療機関によって大きな開きがあり、貧乏高齢者がおいそれと病院を変えることはできません。

 

 

以下「なるほど診療報酬」より引用。

字が小さくて読めない方は「なるほど診療報酬」をクリックしてお読みください。

 

 

 

 

月日の経つのは早いもの。

かつては体力しか取り柄の無いマラソンマンだった私も、今では家族に助けられなければ生きてゆけなくなりました。


 

人間元気なうちは「俺は人の世話になどならず生きて行ける」と傲慢になりやすいかと思いますが、老いれば人に助けられずに生きてゆくことは困難になります。

いざとなったら自分を助けてくれる、人との繋がりを築いておくことも老後保障の一種かと思います。

 

しかし男性の1/4以上が生涯未婚となり、自己責任論が好きな日本。

老いたらいったいどうなるのか?

 

年金も国民年金だけでは到底暮らしてゆけず、生活保護給付と併用することも考えておいた方が良いかと思いますが、生活保護叩きも多い日本。

何かと攻撃的な人が増えたように感じる今の日本ですが、人に優しい社会とすることが一番の老後保障ではないかと思います。