苦節二年、ついにACI-I CARDがPERMANENT RESIDENTになりました | 夢老い人の呟き

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願い望むは願望  夢は寝てみるもの 儚く叶わぬもの
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    夢と人の中に老いが入り夢老い人  儚く老いる独り言

この国で外国人が暮らしてゆくために必要なものが二つあります。

  • ひとつはVISA。
  • もうひとつはACR-I CARDという身分証明書です。

VISAは苦節2年、やっと3月にPERMANENT VISAをゲットしました。

しかし同時にPERMANENT RESIDENTにSTATUSが変ったACR-I CARDを貰える・・・・・と思っていましたが、必ず予期せぬことが起こるのがこの国の常。

ACR-I CARDはまだ出来ていないと言われ出直しです。

 

いつ出来るのか訊いても分からないとの事で、「出来たら電話で連絡する」と言いますが、もちろんそんな事は信用できません。

かといって、こちらから電話してもどうせ話が通じないだろうし、経験者の話によるといくら電話しても掛からないらしい。

 

それで問い合わせる事は諦め、電話連絡はあてにせず、3月に一度、4月に一度イミグレーションに行ってみましたが空振りでした。

そして今日は三度目の挑戦でやっとACR-I CARDを入手しました。

 

さすが?PERMANENT RESIDENT、ゴールドカード(黄色に見えるかもしれませんが私にはゴールドに見える)です。

有効期間は2027年の4月まで。

5年間有効ですからコストパーフォーマンスは高いです。

 

 
なおフィリピンのシニアシチズンには特定の商品のディスカウントや付加価値税の免税、優先レーンの使用などの権利があります。
これはフィリピン人だけかと思っていたら、ACR-I CARDを提示すれば外国人でもディスカウントしてくれるので、嬉しくなります。
 
今日は早速この恩恵に預かり、昼食は私と義母の分は付加価値税免税の上に20%引きです。
またファーストフーズ店や銀行の窓口では空いているシニアレーンに並ぶことができます。
 
シニアディスカウントの概略についてはこちらをお読みください

以下引用

――前略ー--

 

共和国法9994は、フィリピンのすべての高齢者に与えられる特権を定義しています。60歳以上の高齢フィリピン人は、20%の高齢者割引を受ける権利があり 、専用の商品やサービスに対する付加価値税(VAT)が免除されます。これらの特権は、現金とクレジットカードの両方の支払いに適用されます。 

 

高齢者割引とVAT免除のリスト


医薬品:ジェネリック医薬品およびブランド医薬品、ビタミン、ミネラルサプリメント(医師の処方箋付き)
医療用品および機器:補聴器、眼鏡、車椅子、松葉杖、入れ歯など。
民間施設での医療および歯科サービス:血液検査、X線検査などの臨床検査。 担当医と資格のある医療従事者の専門家報酬
国内の航空および海上旅行運賃公共の陸上輸送運賃:ジープニー、バス、タクシー、シャトルサービス、MRT、LRT、PNRなど
ホテル:ホテル、ビーチリゾート、マウンテンリゾートなどの宿泊施設とアメニティ。
レストラン:食事、テイクアウト、ドライブスルー、配達の注文のための食品、飲料、デザート、その他の消耗品
レクリエーションセンター:ジム、バドミントンコート、テニスコート、社交ダンススタジオ、ボウリングレーンなどのスポーツ施設のレンタルおよびその他の料金。
レジャーの場所:映画館、美術館、公園、劇場、コンサートホールなど。
亡くなった高齢者のための葬儀および埋葬サービス:病院の遺体安置所、防腐処理、棺または壷、火葬など。

以下省略

 

ここは高齢者にとっては優しい国です。

移住を考えている人は、こういう事も判断のファクターに加えてみたら如何かと思います。