まず最初に2019年度の世界の新車販売台数を見ると、中国25,768,677台、アメリカ17,480,004台、日本5,195,216台となっています。これを見ると自動車メーカーは米中の市場で売れなければ、生き残れないだろうと思います。
では日本では相手にされないEVが、グローバルの舞台ではどのような状況か?
中国、アメリカ、ヨーロッパに目を向けると、このようになっています。
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そしてヨーロッパは昨年の11月期の新車販売に占める、EVとプラグインハイブリッド車の割合はこのようになっています。
ノルウェー、オランダのEV比率の高さが目を引きますが、スウェーデンもプラグイン車を含むと40%近い比率となっており、他の欧州諸国もEV、プラグイン車の比率が高いことが分かります。
今年はさらにEVの割合が加速することは間違いありません。
出典:ヨーロッパで電気自動車の売上とシェアが拡大中【最新情報/2020年11月期】
ノルウェーではなんと史上初めて、EVの販売台数が年間新車販売台数の半分を超えました。
海外を見ずにEVなんか駄目、増えるはずが無いと言っているガラパゴス日本。
しかし、ますます日本の先行きが不安となることに、無敵と思われていたテスラをも脅かす中華EVがデビューしました。
その影響は株価にも表れており、イーロン・マスクさんを世界一の長者としたテスラ社の株価がご覧のように影響を受けています。
8日以降テスラの株価が下がり、NIOの株価が上昇しています。
この原因となったNIO ET7とはどのような車か?
何が脅威か?
それは次回とさせていただきます。