これは凄い!!タカラバイオ、PCR検査2時間で5000件!!! | 夢老い人の呟き

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以下引用

タカラバイオは新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査で、2時間弱で最大5000件超を検査する手法を開発した。主流のスイス製薬大手ロシュの手法に比べて処理能力は14倍以上向上する。米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可(EUA)を申請中で近く承認を得られる見通し。タカラバイオの検査手法が広がれば、PCR検査スピードが飛躍的に高まりそうだ。 

 

PCR検査は対象者の鼻の奥の粘液や唾液を採取し、試薬で遺伝子を増やしてウイルスを同定する。新たな検査法はタカラバイオの米子会社、タカラバイオUSAと医療関連企業のバイオシンタグマ(アリゾナ州)が共同開発した。 

 

タカラバイオグループの検査機器と試薬を組み合わせたセットと、バイオシンタグマ社が各医療現場などに応じた最適な使用法を一括で提供する。一連の取り組みを新たな検査法としてFDAに申請した。 

以下省略

 

 

 

このタカラバイオの検査機器と試薬のセットがいかに凄いか、参考までに現在日本でどれくらいの件数が行われているかご覧ください。

厚生労働省が公表しているデータ”を見ると、1日1万件に遠く及びません

それがたった1台で、2時間で5000件(最大5184件)の検査ができるのです。

 

 

 

日本を離れていると寶焼酎が懐かしくなります・・・・飲みたい…3ヵ月酒断ちのヘタレジジイしょぼん

残念ながら英文のホームページしかありませんが、スマートチップ・リアルタイムPCRシステムといいます。

 

作動の様子はこちらのページの一番下にデモの動画がありますので、クリックしてご覧ください。

 

 

こちらの動画もご視聴ください。

こちらの検査機器にはWafergenとロゴが入っていますが、Wafergenとタカラバイオは合併しています。

 

 

 

 

なおPCR検査は手作業で行うとこのように大変多くの工程を必要とします。

 

 

日本では首都東京でさえ、このように職人芸で行っておりますが、検査技師の皆様は大変です。

大学などには1日4000件できる検査機器もあるのですが。.

 

 

 

 

ご参考までにフィリピンと日本の、国民1000人当たりのPCR検査件数を比べると、フィリピンの圧勝です。

この両国、PCR件数の多い国と一緒のグラフにすると、どちらもグラフのほとんど横軸の上を這いずっておりますが。フィリピンも1日3万件体制を目指しているのですが、中々進まないようです。