台風24号は九州に上陸する頃が最強となり、日本列島を一気に駆け抜けそうですね。
24号の次の台風にふれておきますと、下図のオレンジの95Wが今週末か来週初めあたりに台風になりそうですが、その後の進路予想を見ますと現在の国際情勢を象徴するかのように米欧見解が分かれ、米国のデータによる予想では日本に向い、欧州のデータによる予想ではフィリピンをかすめて台湾に向かいます。
トランプ嫌いの私としては・・・・そういう問題ではないですね
9月25日(火)発表された気象庁の来年2月にかけての寒候期予報によると、秋から冬にかけてエルニーニョ現象の発生が予想され、冬の気温は平年並みか高めの所が多くなりそうです。
詳しくはhttps://www.jma.go.jp/jp/longfcst/000_1_30.htmlをご参照ください。
しかし当ブログでは7月23日、「猛暑の原因はダイポールモード現象とエルニーニョモドキ?」という記事を載せました、その後の天候や海水温の様子を見るとエルニーニョモドキで当たっていたのではないかなという気がします。
(エルニーニョモドキ、ダイポールモード現象とは何かは上記のブログを見て下さい。)
9月中旬の大平洋の海水温の平年差はごらんのとおりですが、果たして秋からエルニーニョ傾向に変るか否か?
2014年はエルニーニョ予報でしたが教科書通りのエルニーニョにはならず「暖冬予報のはずが寒くて大雪も 原因は熱帯にあり」と荒れた天候になりました。
最近の傾向をみるとこの冬も荒れた天候の可能性も考えておいた方が良いと思います。