これぞ南国流個人年金、セーフティネット?
後ろに見えるはバナナの木。
といってもバナナは木ではなく草ですが、すごい勢いで増えてゆきます。
バナナに限らず、とにかく南国の植物は成長が早いです。
その他にマルンガイ、カラマンシー、ナス、チリなど食べられる物が植えられており、喰い詰めたらここに来れば自給自足の生活ができそうです。
この紫のものがバナナの花芽です。
この根本にたくさんの花が咲き、実が出来ますが、ビックリするくらい沢山の実がなるようです。
こちらにもパパイヤの木があります。
カボチャかと思うようなパパイヤですが、来た当初はもっと沢山なっていました。
段々減ってゆくので慌てて写真をとりました。
これが・・・・・こうなりまして・・・・本当にパパイヤか?と思う大きさですが・・・・
新鮮で甘くておいしいです。
そして今はこうなりました。
でも上の方に小さい実がなっていますから、そのうち大きくなるかと思います。
マンゴは今はまだ買っていますが1個50円くらいですので、懐を気にせずに食べられます。
しかし下の真ん中の小さな木がマンゴだそうなので、そのうちに大きくなって沢山実をつけると思います。
ところで東南アジアの国々は、いまだにバナナの葉で食べ物を包んだりしていますが、ビニール袋やプラスチック容器など無かった昔はもっと広くいろいろ使ったようです。
捨てれば土に還るバナナの葉なので気軽に捨てていましたが、その名残でビニール袋やプラ容器も適当に捨ててしまい、川や海を汚す原因になっているそうです。
これからは自然に還るプラスチック、「生分解性プラスチック」の普及が急務になりそうです。
価格や耐久性に問題はあるでしょうが、何とかしないと環境は大変な事になりそうです。
これは先進国も他人事ではなく、実はペットボトルのリサイクルという話はかなり怪しいようです。
今年1月、中国が廃ペットボトルの輸入を停止しましたが、先進各国は軒並みペットボトルのゴミが行き場を失って大変な事になっています。
クローズアップ現代「もう限界!? 行き場を失う大量のペットボトルごみ “中国ショック“の波紋」
以前からペットボトルのリサイクルは、実はリサイクルされていないという事が言われていました。
よく「日本のペットボトルのリサイクル率は80%以上で世界最高レベル」などと示される数字は、よくよく計算式を見ると回収率であって資源へのリサイクル率ではありません。
「PETボトルリサイクル推進協議会 リサイクル統計」の統計を見ると、2015年度の回収量の合計は501千トンですが、輸出量の合計は271千トン と半分以上は主に中国などに輸出されています。
そして、2015年度のリサイクル率は86.9%と推計していますが、計算は分子をリサイクル量(国内再資源化量+海外資源化量)とし、分母を指定PETボトル販売量として算出しています。 ところがこれは回収量をそのまま資源化量としており、実際に再生された資源量がどれ位なのかは全く不明です。
最新の情報が見つからず古い情報なので現状に合っているかは分かりませんが、どうもボトルto ボトルの再生は困難で、繊維やシート、成形品などにしかならず、質が悪く廃棄も多く、バージンマテリアルよりもコストが高いなどと書かれ、実際に資源として利用されているのかはどうも分かりません。
中国ショックで先進各国の嘘が暴き出されたような形ですが、ペットボトルの使用量を制限すべき時が来たように思います。