昨年、あるいはもう少し以前から環太平洋火山帯が活発化していると言われており、AFP「相次ぐ噴火に地震…環太平洋火山帯は活発化しているのか」のようにメディアでも取り上げられています。(今年に入ってからの海外の主な地震は 「海外の大きな地震」 をご参照)
日本でも最近火山噴火のニュースが頻繁に報道されていますが、現在最も心配なニュースはハワイのキラウェア火山の噴火とM6.9の地震でしょうか。
しかしなぜにキラウェア火山は噴火するのか?
グーグルアースを見てみると、カムチャッカ半島の付け根から南に降りる点々と続くラインが「天皇海山群」、そして途中から南東に向きを変えてハワイに向かうのがハワイ海山群で、 この二つを合わせてハワイ‐天皇海山列と呼ばれています。
以下引用
世界地図を広げて太平洋北部に目をやると,ハワイ諸島からその北西に位置する天皇海山群にかけて,島や海山が「く」の字型に並んでいるのが見て取れる。これらは,ハワイ島付近に存在する「ホットスポット」が造りだしたものだ。
ホットスポットは地下深くから溶岩を噴き出す“不動の泉”と考えられてきた。地表を覆うプレートが移動するため,その向きに島が並ぶ。ミッドウェー島付近で島の列が大きくカーブしているのは,プレートの移動方向が変わったために違いない。ハワイ諸島や天皇海山群はプレートテクトニクス理論の証拠の1つとなっている。そして,ホットスポットは動かないという前提の上で過去の気候変動や地形の形成過程,極移動などが議論されてきた。
その前提が,今,大きく揺らいでいる。天皇海山群から岩石を採取し,それに残された地磁気を調べたところ,海山が現在のハワイよりも高い緯度で形成されたという結果が得られたのだ。また,新しい海山ほど低緯度で形成されたこともわかった。ホットスポットは南向きに移動していたことになる。
ホットスポットが動くという発見は人々を驚かせたが,これで即,これまでの研究がすべて台無しになったわけではない。ホットスポットが動くメカニズムを解明し,ホットスポットも移動しうるという前提に立ってこれまでの研究を見直すときが来たのだ。
そしてグーグルアースを見ると見当がつくと思いますが、大平洋は「ホットスポット」だらけです。

プレート図や海溝や海嶺の図だけみたのでは分かりませんが、こうやってグーグルアースを見ると太平洋は、顔に例えると「皺だけでなく吹き出物もいっぱい」状態です。
日本は伊豆半島から東は北米プレートですが、北米プレートは太平洋プレートにぶつかって、カムチャッカ半島から東はアリューシャン海溝、北海道の方に向って千島海溝、さらに房総沖に向かう日本海溝。
そして太平洋プレートがフィリピン海プレートに沈み込む伊豆―小笠原―マリアナ海溝、その西側に点々と続く火山フロント。
我が伊豆半島が乗っかっているフィリピン海プレートが北米プレートとぶつかり房総沖に向かう相模トラフ、同じくユーラシアプレートとぶつかり駿河トラフ・南海トラフ、琉球海溝、さらに南に下ってフィリピン海溝。
そして九州から南に延びるのが鳥島が乗っている九州パラオ海嶺と、太平洋プレートもフィリピン海プレートもストレスいっぱい状態。
大西洋の方は中央に海嶺があるにはありますが、太平洋と違ってじつに滑らか、綺麗なものです。
従って、過去100年の巨大地震の震源分布がこのようになる事も納得できるかと思います。
さすが Ring of Fire です。
アメリカの原発の配置図と上の震源地分布を見較べて下さい。
出典;US NuclearRegulatoryCommission MAP OF POWER REACTOR SITE
また「盗めるのであれば必ず誰かが盗む」という性悪説の国であり、「 "If it can happen, it will happen." 起こる可能性のある事は必ずいつか起こる」という「マーフィーの法則」の国アメリカは、9.11事件が起これば"If it can happen, it will happen."と、原発にも旅客機で体当たりされる可能性がある、テロで狙われる可能性があると考えます。
そして燃料満載の大型旅客機が体当たりしようとテロ攻撃されようと耐えられるよう原発の安全要件をあらため、その結果、ウェスティング・ハウス社は倒産し東芝は巨額の損失を計上しました。
また原発の建設費高騰はさらに続き、日立の英国の原発案件も2基で3兆円の予想となり、英国が出資を増やさなければ日本企業は撤退の見通しとか。
しかし既に日本のメガバンクから4500億円規模の融資が行われており、仮にイギリスが引き上げに合意しなかった場合、日本国民の税金で日本側が負担する見通しって、おかしくないかい ![]()
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