クライミング始めてもうすぐ6年になります。最初の2年半は登山の延長として、バリエーションやゲレンデでのクライミング主体で、ジム通いするようになって3年半になります。
同じ頃始めた若者はすでに3段とか登ってますが、僕は未だに外岩で1級3本、ジムでも甘めの1級を少々って感じです。まあそんなところではありますが、とりあえず保持力は中級レベルだろうと自分では思ってました。
しかし最近あることに気がついて愕然としました。。
セミアーケ持ちが全然できねぇ!
びっくりしましたよ。ほんと。
気がついたきっかけは、大体同じくらいのグレードを登ってるジム仲間と課題の難易度の感じ方が全然違ったことです。マンスリーのとある課題で、僕は便数は出したけど1Dayで登れたのを登れなかった人がいたりしたのがあるかと思うと、別の課題は逆に彼らが「これはお買い得でした〜w」とか言って全員がサクッと登った課題に僕は手も足も出なかったりというのが連続であって、最初はスタイルの問題かと思ってたんですが、よく観察してたらわかりました。
持ち方が全然違うんです。セミアーケってやつ。僕は今まで悪いホールドは全てカチ持ちかオープンで第一関節だけ引っ掛けて処理してきたようです。
この方法でも110度くらいまでなら大抵のホールドは処理できるんですが、130度くらいの強傾斜で第一関節は入るけどカチ持ちするにはいやらしく、そしてピンチするには薄すぎるようなエッジのない(というかエッジ部が丸っこい)ホールドを持って、その真下30cmのジブスにハイステップで足を上げてフラッギングしつつ遠いホールドを取るみたいなムーブの時、オープンで第一関節を引っ掛けるだけでは右足上げて左手を離した瞬間ぶっ飛びます。
先日居合わせた人たちにそのてのホールドを握ってもらったら、みんなセミアーケ持ちで普通に保持ってるんですよね。僕もやってみたら指が開いちゃって全然持てません。
そして気づきました。なんと今までセミアーケ持ちってやったことないと。
orz...
帰ってきて検索したら面白い記事がありました→岩道「カチ持ち神話を考え直す」
まさにこのブログに書いてあるような感じです。
自分の場合オープンだと結構保持れる(両手3本指だけ第一関節を引っ掛けてSサイズのラングで懸垂できる)ので勘違いしてました。
これは強化しないと非常にまずいのですが、おそらくセミアーケ(第二関節?)だけ鍛えるホールドとちょうどいい位置関係の課題ってそうそうないんですよね。
とはいえ限界グレードの課題でそのホールド握り続けても、おそらく強度が高すぎて指を鍛えるどころじゃなさそうだし。。
引越しで撤去したフィンガーボードを新しい仕事部屋に設置するか、あるいはキャンパスボードのあるジムに通うか。
さて、どうするかなぁ。