占い師 某 件太郎(ボウケン)

占い師 某 件太郎(ボウケン)

最近は茶道にはまってます。

Amebaでブログを始めよう!

ご無沙汰しております。

某 件太郎です。

 

 

じつは、この度

人生初となる海外へ行ってまいりました。

 

 

 

 

 

 

この年になって初めてというのもお恥ずかしい話ですが、

何かと思うところがありましてね。

 

行ってみるまでは、

スナフキンのような、さすらい一人旅。。。

みたいなイメージを勝手にしてたんですが、

そんなにかっこよくできるはずもなく。

 

かぎねこ亭のムニャ先生をはじめ、

友人も巻き込んで、

いろんな人に助けられながらの

はじめてのお使いのような旅になりました。

 

いや、貴重な経験させてもらってほんと感謝しておりますm(_ _)m

 

 

 

よろしければ、

↓のリンクからその模様をお読みくださいませ。

 

http://kaginekotei.com/blog/1253/

 

 

 

某 件太郎

祖父の仕事だった富山の薬売りを継ぎ1年が経っていた。

年間1700件も他人の家を訪問すると、

そのうち、ある共通点に気づいた




玄関が散らかっていると、

その家の人は、性格が雑だったり、家計がうまくいってなかったり。

逆に、玄関がキレイな家の人は、往々にしてものごしが柔らかかったり、

金銭的にもゆとりがあったりする。


あるいは、大きく立派な建築の家ほど、

たいていは廃れ、住む人がいなくなり、

たまに遠くから孫たちが掃除しに来ていたり、

かろうじて住んでいても、収入は少なくなり修繕、維持が追いつかず、

ツタだらけの、怪奇な雰囲気になってたりする。


まあ、考えてみれば当たり前なのかもしれないけど、

玄関のありさまから、その家が抱えている事情だったり、

家族の問題だったりがなんとなく伝わってきたりする。


もっと広い範囲を意識してみると、その家の一帯。

土地レベルでも、廃れた土地、活気のある土地があることに気づく。


祖父が売薬を始めたときは、

もちろん、その当時ニーズが高かった地域を狙ったわけで。

ニーズが高いっていうのは、

薬を買いにいきたくても当時はドラッグストアもないし、田舎になると薬局も遠い。

冬は雪に閉ざされ、家から出ることもままならない。

というような辺境の地とか、田畑に囲まれた農家なんかに、

富山の薬売りは重宝された。




さらに駅周辺でも置き薬のニーズはあり、

とくに商売をやっている家などは、仕事で手が離せないので、

体調を崩したときに、家を留守にして、いちいち医者や薬局にいくよりも、

家にある薬箱からすぐに薬を出してきて飲める。

それに加えて、ネットどころかテレビもあまり普及してなかった時代だったから、

情報が極端に少なく、全国の家庭を訪問する薬売りの、土産話を聞きたくてしょうがいない

という、今となっては意外なニーズもあったりしたらしい。


祖父の時代には、


薬売りさん。今日は雪がひどいから、まぁうちに泊まっていってください。
酒でも飲みながら、いろんな土地の話もゆっくり聞きたいし。


というようなこともあったらしい。

祖父の話によると、そうした街には、その昔、芸者がたくさんいて、

飲食店も繁盛し、それは賑やかだったらしい。

だが、今となっては見る影もなく、

高齢者ばかりの街となり、一人暮らしの老人がなくなれば、

住む人もいなくなった家だけが、寒々しく軒を連ねている。



家も土地も、祖父が商売を始めた頃とは、ずいぶん様変わりし、

田舎だった地域が住宅地となって栄え、

繁華街だった通りは、人まばらとなっていた。

時代の流れといえば、それまでなのだろうけど、

祖父の話と現状を重ねてみると、

いつの日か、お客さんの家でみたカッコイイ占いの表のことも思い出されて、

何か、気が枯れているというか、流れが移ろうというか、

人間と同じく、土地にも運気の流れみたいものがあって、

栄枯盛衰を繰り返してるような、なんとなくそんな気がした。


でも、このときはどうしてそう言えるのかもわからなかったし、

風水という言葉自体も知らなかった。

でも、興味だけは日に日に膨らんで、どうしてもその理由を知りたいと、

強く思うようになっていった。



後ろめたさを感じながら、

タロットを手にした思春期から20年弱。

大人になった僕は、

僕は祖父の仕事を継ぐことになった。


祖父の仕事は富山の薬売り。

昔ながらの行商スタイルで、

自宅のある富山から、東北地方や北海道にまで出かけていき、

宿に寝泊まりしながら、その土地の家庭を訪問して薬を買ってもらう仕事だ。

自宅のある富山には1年のうち4ヶ月しかいない。

8ヶ月は、東北や北海道で仕事をして過ごす。


そんな行商生活を60年間も続けてきた祖父が、

必死の思いで開拓した顧客は1700件にもなっていた。

そのお客さんのお宅を1年かけて、1、2回づつ訪問してまわることになる。


ほとんどのお客さんは世代をまたいだ長年のお付き合いで、

もはや家族のように扱ってもらっていた。

飲んでいる薬もだいたい決まっていて、集金額も安定している。

前回の訪問時に置いていった薬箱の薬が、どれだけ減っているかをチェックし、

飲んである分だけ代金をいただく。

先に使ってもらって支払いは後。

おかげで、大した能力もない僕も、

苦労とかストレスとかを感じずに行商生活をすることができた。



自営業を営む、あるお客さんを訪問した日のこと。

事務所の壁に貼ってあった、今年の運勢表のようなものが貼ってあるのを見た。


「太歳月徳合大将軍...」

見慣れない言葉がたくさん書かれたその表は、

今になって思えば、九星気学と陰陽道をかけあわせた、

日本独自の占いだった。

なんかよくわかんないけど、カッコイイ。。。

思春期に感じた、神秘的でよくわからないものへの憧れ。

僕にとっては、どこか懐かしいような感情だった。

そんな世界観に20年を経て、再び出会うことになった。


せっかくだから、会話のネタにしようと、

これ、なんか凄いですね。なんの表ですか?

と聞くと、

これで、今年の良い方位とか運勢がわかるんですよ

とのこと。

生まれた年によって運気が違うから、

この表と照らし、家を改築や旅行の方角を決めるということらしい。

表に基づき行動すると、病人が治ったり、商売が上手くいったりするらしい。


後日、祖父に話すと、祖父は信じておらず、

思春期にタロットを経験済みの僕は、

すげー、超能力じゃん

と仕事を忘れ、目を輝かせてお客さんが自慢げに語る話に感動していた。


当時、僕の年齢も30を過ぎていたが、根拠など関係なく純度100%の好奇心がうずいていた。

思春期に憧れた孔雀王やタロットの世界が、今、現実に、自分の目の前に現れたのだから。


その日以来、運気とか方位とか今まで全然気にしてなかったが、

やっぱり、けっこう意味あるんじゃないの?

と思うようになった。



高校生の頃は、背伸びをして、

完全に普通の人にとけ込み、

占い好き女子を斜めからみていた僕も、それ以前。

中学生の頃は神秘的なものに惹かれていた。


とはいえ、友人たちから後ろ指をさされる覚悟がなかったので、

あくまで僕は普通です。と外見だけは取り繕っていた。


けれど、その裏では、

たとえば『孔雀王』などの、

呪文を唱えて魔物と戦うような、

それでいて、ちょっとエッチなのとか、

神話の神々が出てきて戦うストーリーなマンガを好み、

読みふけっていた。


だれにも内緒で買ったタロットカードも、その延長線上にあった。

これ買ったら、いろんなこと分ちゃって、魔法使いみたいになれるかも。

そんな淡い妄想を抱き、生唾をのみ、震える手で、田舎街の本屋にて購入したものだった。




けれど、この類の出版物は、当時、市民権を得ておらず、

クラスの中でも、ごくマイノリティというか、

いわゆるオタクというか、そういう人たちが好きな嗜好品で、

「ちょっと変な人」を象徴するものだった。


あくまで「普通の人」枠から、ハミ出したくなかった僕は、

ほんとうは、そっち側の嗜好くせに、

周りの目を気にして、普通の人のフリをする小心者だった。


たとえば、友人が遊びにきても、

バレると確実にバカにされ、

次の日から「キモたろっと」みたいなあだ名がつくことを恐れた僕は、

学習机のカギがかかる引き出しに隠し、素知らぬフリをしていた。

さらに、タロットカードばかりか、

黒魔術、白魔術の本も入っていたことは、もちろんトップシークレットだった。


その年頃ならだれでも、基本的に好奇心旺盛で、

他人の家の引き出しや扉をむやみに開けたがる傾向があるが、

友人たちも例に漏れず、

いつもカギが掛かっている引き出しに興味を持ち、

なんとか開けてやろうと必死だった。


だが、意地でも開けようとしない僕の不自然な態度から、

友人たちには、ずっとアダルト雑誌かなにかを隠していると思われていた。


このように、いわれのない誤解を受けても、

占いとかやってる変なやつ、とだけは思われたくなかったのだ。


田舎の力のない男子中学生が、

自分の嗜好を隠しつつ、

思春期の悩みから救いを求めた先がタロットカード。


女子か。というツッコミもありそうだが、

本当のことなので、あえて書いておこうと思う。


けっきょく、みんな自分のことを知りたいんだな
でももし、ほんの少しだけ、他人を理解しようと思えば、
その悩みも軽くなるのに


今でこそ、一丁前にそう思う僕も、ほんの数年前までは違った。

だから、偉そうにヒトのコトはいえない。



思春期も終わりに近づき、高校も卒業間近になった頃。

僕は、占いに振り回されるなんて、ダサイと思ってた。


雑誌や朝のテレビでよく目にする「今日の運勢」なんてばかばかしいと思ってた。

ラッキーカラーやラッキーアイテムなんて、自分のセンスで決めればいいと思ってたし、なにより、占いに振り回される人生なんて、なんか虚しいし、何かにコントロールされてるみたいで、カッコ悪いと感じてたから。


むしろ当時の男子高生なら、たぶんそれが平均的な考えというか、少なくともそういう風潮はあって、もれなく僕もそれに合わせていた。


その頃、よく友人と入り浸っていた海近くの喫茶店があった。その店のマスターは、当時30歳ほどで、ちょっとした不良感が漂っていて、僕らの間では理想的な兄のような頼れる存在だった。それぞれ卒業後の人生に不安を感じて、人生相談がてら通い詰めていた。


その喫茶店から、潮の香りがする道を挟んだ向いに、制服を女子高生たちが行列を作っている店があった。その店が、占い師がマスターを務める喫茶店であることがわかったのは、数ヶ月あとのことだった。


ウワサによると、500円でワンドリンクを注文すると、もれなくマスターに占ってもらえるらしく、当たると評判で、先輩から後輩へ。後輩から、そのまた後輩へと口コミで伝えられ、もはや都市伝説になっているお店らしい。ちなみに、卒業してから10年ほどたった頃、30歳くらいの時分に近くを通ったら、学校帰りの女子高生たちは、まだ列を作っていた。


今思えば、片田舎の海沿いにあるさびれた商店街にもかかわらず、長年にわたって女子高生の行列をつくってしまう占い喫茶のマスターは、相当やり手で尊敬すらできる。

だが、当時の僕は、よく知らない「占いの世界」を斜めから見下して、卒業を目前に、不安にゆらぐ自分の心をごまかしていた口なので、そんな女子高生の列を横目に、

オレはあいつらなんかと違う

くらいに息巻いて、悪友と喫茶店に立てこもってタバコをふかしていた。



じつは、中学生の時、友人たちには内緒で、タロットカードを買ってたことを棚にあげて。


このままじゃ将来が不安…
現状には不満がたくさん
ちょっと私の話を聞いて
どうすれば幸せになれるの?


これって、当たり前かもしれないですが、

占いにくるお客さんは、

自分のことを知りたい人がほとんどなわけです。





もちろん、恋愛相談で

「彼の気持ちを知りたい」

みたいなケースもたくさんあるんだけれど、

それだって、つきつめると、

「私は彼からどう思われてるか知りたい」

と、やっぱり自分のことが気になるようで。


ちなみに、

あの人はどういう考えを持っているの?
私にどうして欲しいと思ってるの?
私はあの人に対して何をしてあげられるの?

っていうような、

控えめな相談はほとんどないです。


でも、それで正常なんですよね。

けっこういろいろ努力した末に、

すがる想いで占いにくるわけだから。


いろいろやってみたし、
でも考えると辛いし、
まわりにはとても言えないし。

言っても否定されるし。

私のこの気持ち、どうすればいいの?


こんなふうに、占い師って、

他の職業に比べて、

たぶん、圧倒的に人の本音の部分に触れるお仕事だと思うんですが、

その結果、思うのは、

あなたのその悩みを根元からごっそり解決できるのは、

むしろ自分のことじゃなくて


あのひとのことを、もっとわかりたい...


と思う気持ちなんじゃないの?ってことです。


もちろん、最終的にそうなってくれればいいなー。

という僕の勝手な想いっていうだけで、

占いにくる人には、そうは言わないんですけどね。

もっとも、いろいろへこんで頼って来てるのに、

コレをいっても、突き放す感じになっちゃうし、

そんな言葉は期待してないだろうし、

理解に苦しんじゃうとも思うから。

だから、めぐりめぐって最終的に理解してもらえればいい。

ぐらいの気持ちでいます。


じゃあ、こんな偉そうなことを言う僕自身はどうなのかというと、

占いに惹かれたあの日のことを思うと、

人さまのことは言えない状態なわけで。


そんな過去の自分への自省の意味もふくめて、

次回は占いへの道の入り口にたったあの日を振り返ってみたいと思います。


新年、明けましておめでとうございます。
昨年は格別のご愛顧をたまわり、
まことにありがとうございました。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。


さて、あっという間の正月休みを終えまして、
今日からお仕事です。

本日より、かぎねこ亭 では
お正月キャンペーンとして、
毎年恒例の 占い福袋 を実施中です。

もちろん料金も通常に比べてお得なんですが、
じつは、毎年、ちゃんとコンセプトを立ててやってるんです。


今年のコンセプトは

夢への掛け橋


ここでいう「夢」っていうのは、
なにも壮大な理想だけにかぎらず、

・恋人がほしい
・もっと才能を活かせる仕事につきたい

というような願望も含みます。

願いはあるけど、
どうしたらいいかわからなかったり、
いろいろと障害があったりして、
今はとても実現できてない願望。
そんな状況で、なんとなくモヤモヤする心。

そんな現状を何とかしよう!
というコンセプトに特化したキャンペーンなのです。


・どうやってその願いを叶えていけばいいのか
・どういう順番でどんな行動していけばいいのか


90分かけて、いろんな占いを使って
それを一緒に考えていこう。
という主旨です。

このコンセプトに合わせて、
占ったあと、お渡しする鑑定用紙も専用のものを作りました。



占い福袋_用紙


この鑑定用紙には、

・家に帰っても結果をちゃんと確認できるように
・月日が流れて占った内容を忘れそうになっても
 ちゃんと思いだせるように
・ブレることなく目標を達成できるように

そんな私たちかぎねこ亭の思いが込められています。


そして、いつもの1年後に届く自分への手紙
今回はそれに加えて、
かけ橋と箸をかけ、日光で願いを込めてきた八角箸
さらに、良いご縁があるよう、
東京大神宮でお清めしてきた縁結びの五円玉のプレゼントも用意しております。


占い福袋_ご縁の五円玉



この占い福袋の鑑定で、お客様の理想と願いが、
少しでも実現に近づけばと思っています。

普段からかぎねこ亭をご利用いただいている方も、
知ってはいるけど、まだ利用されたことのない方も、
今日はじめて知った方も、
占い福袋で、願いを叶えるための計画を立ててみられてはいかがでしょうか?



かぎねこ亭 某 件太郎




※ 占い福袋の鑑定時間と料金は、90分で10000円です。
 手紙の郵送料、ノベルティなどもすべて含まれています。
※ 生まれた時間がわかると提供できる情報量が多くなります
※ 1月末日まで限定のキャンペーンです。 
※ すでに多くのご予約をいただき、
 曜日によっては、ご予約を取りづらくなっておりますので、
 お早めのお申し込みをお薦めいたします。




【占い福袋@2016】は満員御礼につき締切らせていただきました 多くのお申し込みをいただきありがとうございましたm(_ _)m
こんには、某件太郎です。


前回の続き。

「職場の上司があまりにもムカつくんで、
占って笑ってやろう企画」 を提案中です。


さて、めでたく、これから笑いのネタにする
占いの結果を手にできた。
で、どんな風に笑えるかという例を紹介してみます。


普段、職場では、
鬼畜かと思うほど、理不尽なことをいってくる上司。

あるいは、どうみても自分の評価しか考えてなかったり、
いつもミスを部下のせいにしたりと、
もはや、暴れん坊将軍としか思えない上司。

もしあなたの上司がこんな感じだったら、
こんな具体で心中も穏やかではないはず。



上司:コレやって早めにやっといて!

あなたの心のつぶやき:お前がヤレよバカ



あるいは、



上司:やる気あるように思えないんだよね、君みてるとさー

あなたの心のつぶやき:それは、あなたのせいです




と、これはあくまで、一例ですが、
そんな風に思ってしまうかもしれません。


もちろん、思っただけなのに間違って口に出しちゃったら、エライいことになります。



で、そんな上司を占ってみる。
生年月日を使うものだと、
たとえばこんな風にわかります。







◯うわ、めっちゃ飛び出てる


【※イメージ図です】




あるいは、

◯え? 偏りまくってる。


【※イメージ図です】




はたまた、

◯何これ、ここゼロじゃん


【※あくまでイメージです】




このように、人それぞれの偏りが見えてきます。


あるいは、テーマ別にみてみると、


・家では奥さんに頭があがらない

・じつは臆病で、自信がないので、カラ威張りしてるだけ

・あるいは、妄想大好き


などなどの側面が見えてきて、
「アイツ、小さいやろうだなー」
とか、思えてきます。


普段は、ホント何考えてるかわからないけど、
このように、見える化してみると、
その原因らしきものが分かってきます。

「あー、なるほど。だからねー。」


と、この時点で、ちょっとスッキリするわけです。
まぁ、けっこう笑えたりします。

なんだったら、そんな憎き目の敵でも、
ちょっとした「かわいげ」すら見えてくる時もあります。

まずは、こんなところから始めみるといいかもしれません。


笑えて、ちょっとだけスッキリした


こういう感じが、けっこう重要だと思います。


なんでもそうだと思いますが、
低いハードルから飛ぶことがポイント。

神さまのように、
いきなり解決しようとおもうと、
マジで挫折するので。

まずは占って笑うがオススメです。




某 件太郎


僕は占い師なので、


1.とりあえずムカつく人を占ってみる

2.その人の意外なクセを見て笑う

3.笑えるので許す


という解決方法を提案します。

なぜなら、それがいちばん手っ取り早いからです。


前回は

恋人の連絡回数が理解できない件

をとりあげましたが、

それ以外でも、

自分にとって、理解できない行動をする人は

けっこう多い気がします。


たとえば僕の場合、

電車から降りるとき。

こちらが電車から降りる前に

強引に乗ってくる人とかですね。

僕の心がせまいからなのか、

かなり、ムカっときてしまいます。


ほかにも、親兄弟、友人にいたるまで、

神経を疑うようなことを

言ってくる、やってくる人は、

誰にでも、もれなく存在するはず。


そんな、たくさんいる理解できない人のなかでも、

みんなの目の敵になるのが会社の上司。

日ごろ、いろんな人の話を聞いていても、

どうやら、そのムカつき具合は、

殺意をも覚えるレベルのようです。

理解できずにムカつく最有力候補です。


でも、冷静に考えてみると、

上司の場合も、ようは 価値観の違い が原因。


価値観=大切さランキング

前回の内容、覚えてますでしょうか?


つまり、他人がムカつくっていうのは、

大切さランキングが自分と違う

理解できない

ムカつく


と、こういう流れなんじゃないかと思うわけです。


大切さランキングが極端に違う人と一緒にいると、

とにかく気をつかうので、神経がスリ減る。

その結果、いろんなことに腹が立ってくる。

ときには、自分が情けなくなってくる。

なんだか、何もかもうまくいかない気がしてくる。


しまいには、

「もっと自分には向いてることがあるのかも」

なんて思えてきて、

本来のムカつきからも遠く離れ、

なぜか、自分をも疑うハメになってしまったりもします。

そんな自分を励ますために、

「バカなんだ、きっと上司はバカなんだ」

と心に言い聞かせることもあるかもしれません。


がしかし。

そんなことではもちろんムカつきは解消しません。


そのバカさ加減に

ますますムカつきはヒートアップ!!

家に返ってテレビをみてても、

日中の上司のバカさが思い出されて腹立たしさが復活。

家にいてもリラックスできず、

だんだんそれにも腹が立ってくる。

「自分がリラックスできないのは全てアイツのせいだ!」

ってなったりします。


こう言ってはなんですが、

ハタからみると、

ヒドいありさまです。


かくいう僕もかつては

そういう感じでした。


ー 気にしないことだよ。と言われても気になる。

ー 百歩ゆずって許そう。と思っても許せない。

ー すべては自分のせい...なんてとてもじゃないけど思えない。

ー いっそのこと笑っちゃえ!と思っても、笑えるネタなんてない。


笑えるネタ? → そうだ、ムカつく人を占おう。


と、少々強引な感じもしますが、

考えたあげく、

無理矢理そういう結論に持っていったのです。



次回へ。



某 件太郎




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