それから、心友が私のもとへやってきたのは、
少し経ってからのこと。。
私は開き直って読書を進めた
ミャンマーの空港で。。
あれから、どれだけの時間が経ったか、わからない。。
けれども、私を待つ人はいない。。
それは間違いなかった
読書に限りますっ
本当は飛行機の中で読もうと思っていくつか持ってきたのに、
いざ飛行機に乗ってみるとあまり余裕がなく、
読めなかったから今この場で・・・
くらいのノリでした☆
不安はあったけど、
まぁなんとかなるっしょ
と、あまり気にしなくなった。。
タイにいる時、ちゃんとラインしたし、
今日到着するのは間違いなく知ってくれているはず。。
そういった自信がどこからともなくわいてきたのです
じろっといろんな所を見ると、
興味深い光景ばかり。。
まったく日本では見られない光景。。
民族衣装に身を包む人たちがほとんどで(ミャンマーの方は)、
やはり顔面にはタナカー。。
見慣れないだけに、すごく違和感
いえ、みなさまからしたら、
私の方が違和感でいっぱいだったと思うのだけど
女性を見れば、
どの人も心友に見えてくるキセキ
私、最近現地の人と間違えられるようになったのよー
とか言ってたし。。
もとより自称色黒で、確かに健康的な色をしていたイメージで、
なんとなーく想像はついた。。
だから、もしかしたら・・・
なぁんて思って、違うパターンが多発し、
もういいやと無駄な期待もせず、
周りは見ないことにした。。
読書読書読書
気にしないふりをした。
だって、どうなるんだろうと思うととても怖かったから
読書読書読書・・・
そんな時・・・
某ちゃん・・・
と、か細い声が聞こえた
えっ
と、思って振り返ると、
確かに、以前より日焼けをしていて、
それでも懐かしい、
我が心友のす・が・た・がっ!!!!!
予定では、
きゃあああああああああああああ久しぶりっ
と、思わず抱き着いて泣いてしまうであろう感動的再会・・・
そんな予想をしていた。。
が、
この時の私・・・
ちょっとぉー、遅いんですけど
と、もの申しそうになった。。
不安だった。。
不安だったのです。。
これでも
彼女の姿に、まずほっとした、
それが本音でしたから
でも、
うれしい・・・きてくれてうれしい・・・
と、気弱に繰り返す彼女。。
見るからに泣きそうだ。。
いつもの無敵強気の上から目線はどこへっっっ
あえてうれしい・・・
繰り返されるその言葉に、
怒る気も文句を言う気も失せ、
久しぶりだね会いたかったよっ
と、素直に言うことができた。。
あまり感動の再会っっっ
って感じでもなく、
最初はちょっと緊張した・・・そんな感じだった私たち。
あとで気づいたんだけど、
ラインをみたら、
渋滞で遅れます
といった心友からの謝罪のメッセージが入っていた。
多分彼女、
私がタイからメールしたことによって、
携帯が見れるんだと思ったようで。。
髪の毛伸びたね
彼女は言いました。
ミャンマー人並みに長いから後姿じゃわからなかったよ
とのこと。。
前髪はどうしたの切っちゃったの・・・
と、会わなかった数か月はとても長いもので、
言いたいことは山ほど、
なぜ前髪がこんなに短いのか・・・
どどんっ
切りたてはもっとやばかったんだとか、
言いたいことはまとまらず。。
相変わらず全然やけてないねっ
と言われ、
私もにゃーちゃん(心友)も、言ってた通り、やけたねっ
と思わず返していた。。
ほんと、後から思い返すと、
非常に失礼な発言だったと思うけど、この時の私は浮かれていて、
そんな姿さえも、こっちで働く勲章のようにも思えた
髪の毛は相変わらずきれいでしたけれども。。
そうして、
私たちは長かった5か月の月日を経て、
ミャンマー、ヤンゴンにて再会したのでありました
時刻は、午後8時前くらい・・・
ほっとしたし、とても嬉しい。。
そんなひとときでした
某