心友と再会してから、
私はほっとして、とても話した
話して話して話しまくった。
今までの分、止まらなかった。。
言いたくて言いたくて言いたくて
言いたいことは5か月の間でたくさんたまった。。
そんな隣から、
私の荷物を勢いよく持ち上げようとする男が現る。。
な、なんなのあんたっ
またも警戒心が全開になる。。
ゆ、油断も隙もねぇ。。
ざ、残念だったな。。
こんな重いスーツケース、そう簡単に持てるはずないしっ
なんて思いつつ、取られまいと必死の私。。
大丈夫だよ
そんな私に余裕の心友。。
な、なにが大丈夫なものかっ
大したものは入っていないが、
25キロ近くしたこの重さの中身・・・
と、届ける前に取られてなるものかっ!!!!
私はパニック。。
が、心友は言いました。
だってその人、私の運転手さんだし
はいっ
う、運転手だとっ
ど、どんなご身分なんだよいったい!!!!!
開いた口がふさがらないとはまさにこのこと。。
いや・・・それでも・・・
と、びびりの私、なかなか荷物から離れられないww
大丈夫っさ、乗って
と、心友。。
た、たくましくなったもんだ・・・
運転手と言われる彼が、
とてつもなく重いスーツケースを、
必死にトランクに詰め込んでくれたのを確認し、ほっとする私
今までぼっちで警戒心全開だったせいで、
こういうの慣れません。。
心臓に悪いです。。
そう思ったものです。
ですが私、
車に乗って安心したのをいいことに、
また話し始めました
心友も質問攻めにしてくるし、
どこから話そう何から話そう・・・
なんて話しながら、
真っ暗闇の道を車で移動しました。
途中で、
はっ私、今、ミャンマーにいるんだった
と、外を見るんですが、
それからそれから
と言われるものだからまたお話に戻り、
私が質問しようものなら、心友の話はまた明日とのことで、
この日は私の近況をたくさん話したものです
彼女が私を置いていった間、
良くも悪くもいろいろあったんです
ようやく聞いてもらえることができた
たまーに、
いかんいかん。。
話してばっかりで、まったくミャンマーを味わっておらんっ
と、外を見たりするんですが、
暗いし、たまーに見えるお店に、
ここがミャンマーなのか・・・とふと思いながら、
それでも久しぶりの再会に会話もとまらず、
一体ここがどこなのか
よく一緒にお茶をしたパルコのカフェじゃないだろうかっ
そう錯覚してしまいそうになりながら、
彼女のお宅に向かったものです。
途中で思い出して、
そういえば、泊まる所をどうにかしたい
と伝えたところ、
どうしてうちにくるでしょ
と言われる。。
え?ダメなんじゃないの?
と私(←関係ないけど、この絵文字とても気に入った)
あなたがいいとか悪いとか言う前に・・・
外国人は他人の家に住んではいけないんじゃ・・・
うそぉー
周りの人たちもそういうことが多いよ
とのこと。。
で、でも私・・・なんどもネットで検索して・・・
と思いましたが、
現地にいる彼女が言うのだから大丈夫か
と思い直すことにして、そのまま彼女のお宅に向かいました
彼女のおうち・・・
おどろくほど大きなホテル・・・のようなところでした
はいっ??
おうちについたとたん、
大きなガラスの扉を二人の男性が開いてくれた。
で、運転手と名乗る男が私のスーツケースをおろしてくれ、
それを今度は扉の所にいた男性たちが中に運び込もうとする
だ、誰・・・誰なんだ・・・
誰なんだ・・・あんたたち・・・
ガラスの扉の向こうは、
とてもきれいなロビーでした。
大きな階段があって、
下るとそこに数人の男性たちが出迎えてくれている。
びしっとスーツを着込んだ男性たち。。
な、なんなんだよここはっ
もはやパニックの連続
なんなんだこのハーレムのような展開は。。
こ、ここはいったいどこなんだっ
失礼ながら、本気でそう思った。
大丈夫だよ。受付の人たち
と余裕の心友。。
わけのわからない言葉(多分ミャンマー語w)を彼らにかけ、
その場を通り過ぎる。。
い、意味が分からないんですけど・・・
彼女は言っておりました。
せまいけど、うちでよかったら泊まって
と。。
だから、私・・・
失礼ながら、
日本の1Kよりも狭いお部屋で、
ぎゅーぎゅーで過ごすのだと思っていました。
が、もう案内されてびっくり。。
な、なんなんだよこ・の・へ・やっ!!!!!!!
どでかいリビングと広々と広がるキッチン、
そして人が5人くらい寝転がれそうなソフォー。
そして、奥には大きな大きな寝室。。
だ、ダブルベットだろそれっっっ
私のおうちの5倍はあるくらいのでかさのお部屋に案内され、
言葉を失う
ご、ごめん・・・狭いってなんなんだろう・・・
我が家がウサギ小屋か何かに感じられた
パニック状態の私でしたが、
あ、そういえば、どこからが玄関なの
と、無理やり入れ込まれ、パニックながらに聞くと、
いや、実はもうここが玄関で・・・
と言われる始末で。。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
土足であがってごめんなさい
あははー大丈夫だよ
と相変わらずの様子の心友。。
なにかタオルのようなものでスーツケースを吹いてもらい、
私とスーツケースも堂々と中に入ることになりました
話すことはたくさんあったけど、
まずはスーツケースをあけてみた☆
こんなに持ってきたんだよっ
って
どどんっ
すごい、よく頑張ったでしょ
これが25キロの正体。。
(いや、私のペットボトルもありますけれども)
箱が心友のママから
箱の外が私から
実は、出国前からちまちま、
彼女は何が欲しいだろうかと妄想し、
準備していたものだったから、妥協できず持ってきた
そういうものの固まりなんだ☆
どどーんっ(再び)
そーめんとつゆ、そんなセットまで持ってきちゃったよ。。
が、広い広いキッチンを見る限り、
なんかどこかのハウジングセンターのようにきれいに飾られていて、
まるで揃っていないものなんてなさそうだった
すみません。。
心友のお宅だから、載せることはできませんが、
ミャンマーのイメージを一変させるような・・・
そんなお宅にお邪魔した私なのでありました
某