入国審査も荷物検査も終え、
やってきました、ミャンマー
(どこの国でもよく目立つこのタイプの携帯?の広告ww)
あとは心友との感動の再会を果たすだけ・・・な私。。
でしたが。。
入国しても、心友の姿はなく
えっ
となる。。
まぁ、よくある話。。
お迎えと待ち合わせ場所が行き違い、
その場で再会できないパターン。。
よくあるよくある。。今までもあった!!
だから、あまり気にしませんでした。
(あまり何かあるわけでもなく、両替場所のみあるイメージの空港)
もしその場にいなくても、出たところで待っていて
と、現地では携帯が使えないからねー
と伝えた私に、心友は言っていました
あれは、出国数日前のこと。。
だから、待っていればいい。。
そう思いました。
けれど、
審査を終え、出てきて、
待ちわびてた人たちと感動の再会を果たす人々。。
そんな姿を見ながら、
ぽつんと一人、心友を待つのはとてもさみしいもので。。
立っているとやはりじろじろ見られる
見ても何も出ないぜ。。
見すぎ見すぎ見すぎ・・・
だんだん怖くなり、端っこに移動。
重すぎるスーツケースを引きずる。。
ひとりですか
どうかしましたか
一人でいると、やはり声がかかるようになる。
やだやだ。。こわいんですけどっ
こうして声をかけてくるのは、外国人だ。。
絶対、ミャンマーの人ではない
私は直感でわかるようになりました。。
無視に徹する。。
きっと心友が来たら、安心だから・・・と
あれ友達、まだ来ていないの
と、隣で声がした。。
に・ほ・ん・ご
タイで一緒に飛行機まで移動した、
あのお寿司屋さんのおじさまがそこに立っていました。
(参照記事)
お、おじさまっ!!!!!!
叫びそうになりました。。
この安心感は一体・・・
電話したの?
と聞かれる。
ううん。こっちで私の携帯は使えないから。。
と返答。。
WIFIエリアさえどこかわからないし。。
使えるかもわからない。
じゃあ携帯貸してあげるよかけてみたら
とのこと。
あ、ありがとう・・・ありがとう・・・
でも、私・・・
ミャンマーでの心友の電話番号・・・
し・ら・な・い・のっドーン
致命的。。
じゃあ一緒に待っていてあげるよ
というおじさま紳士。。
家族も心配しているからさ。
と。
あ・・・と思う
後ろに見えたのは、
おじさまのご家族らしき人たち。。
大荷物をカートに乗せて、こちらを見ている。
そういえば、家族と久しぶりの再会だって言ってたな・・・
ふと思い出す。
時刻はミャンマー時間の19時半くらい。。
ミャンマー事情は知らないけど、
どこの家庭も夕食時なはず。。
そして、久々に帰国されたおじさま・・・
そんな方をお引止めするわけにはいかない・・・
そう思い、
大丈夫もうくるみたい
と、言ってみた。。
ほんとうに
おじさまは心配そうにしてくれたけど、平気
家族での団欒を楽しんでください。。
じゃあ、よい旅をね
そう言っておじさまは去って行った。
とてもよい出会いだったと思った。
旅先での温かさを感じた瞬間。。
うん。。
だが、彼女が姿を見せずにもうすぐ15分くらい。。
私が到着した時間はこれより15分くらい早かったわけで、
入国審査とかに時間をとっている時間を合わせたら、
かれこれ30分くらいは経っている。。
それでもいない。。
どないこっちゃっ
まさか、遅れた
のんびり向かってる
なんてことはないよね
こーんな何が何だかわからない未知のエリアに、
ひとりぼっちで待たされるなんて・・・
そんなはずがない。。
不安この上ない。。
だって、
この空港で迷うはずがない。。
そんな理由にいるだけでも気づくしかなかったから。。
とにかく狭い
狭すぎた。。
でたらすぐ、また夜の闇が広がる出口
こんなところで見失われるはずがない。。汗
とりあえず、視線も面倒だから、
近くに並ぶ野球場にありそうな椅子に腰かける。
しかも入口に背を向ける形になるが、まぁ致しかたない。。
きっと私だとわかるだろうし、声をかけてくれるはず
本でも読もう落ち着こう!!!
冷静さを保とうと思った。。
すでに到着したテンションは消えた。。
何より、
日付を間違えていないだろうかという無駄な不安に襲われた。。
でも、
到着してすぐの私のメモには、
狭いからそこまで怖くない
と強がりのメモが残ってる。内心ドキドキしていたくせに
たまに振り返って様子を確認する。
いない。。うーん。。
目の前にでかでかと広がるガラス張り。。
その向こう側にエスカレーター・・
さきほど私はあそこから降りてきた。。
客観的にぼーっとその場を眺めていた。
こうやってガラス張りだと、
あ、帰ってきたっ
とかすぐにわかりやすいな
としみじみ思う。。
ガラス張りのところにくっついて、
エスカレーターを眺めている女性たち。。
すべてが心友に見えた
隣に座るおばさまを見て、ぎょっとする。
むこうも私にかなり警戒していたようだけど、
頬にせんべい?パンケーキ?のようなものが貼りついている。。
た、タナカー
つ、ついに、ついに見た
本物のタナカー
(こちらの記事参照)
ミャンマーの伝統的な美容アイテムらしいのです
写真ではクリームを塗っているようなイメージでしたが、
本物はぱりっと乾いているイメージ。。
生タナカー!!!
感激でした。
(お隣のおばさま、いきなりすみません)
テンションあがってメモしまくったくらい
おかげで、私の不安はどこかへ行き、
ミャンマーの空港にて読書とか、なかなかできないな・・・
なぁんていうわけのわからない感動に変わり、
その時間を堪能するように読書に没頭した私でした
私、強くなったなぁと思いました。。
初めて降り立ったミャンマーで、
初めて読書をした、
そんな瞬間でした
某