東シナ海を望む湊川「空寿崎」界隈の集落の光景~
コンクリート構造の平屋建てが多く、
通気を考慮することなく地面から直接床面を塗付して建てられたものばかり…
かつては米軍隊員用住宅だったと思われます…
(沖縄では、湿気の滞留は住宅にとっては致命的だと…)
(牧港にある教会~米軍住宅をリフォームしています)
ここが返還された元基地だと云うことが伺え…
道を挟んで向こう側には、
キャンプキンザーの敷地が…
青々とした芝生に10階建ての隊員用高層アパート群が林立…
この一帯は、浦添バイパスが敷設されて2年…
「サンエー浦添(西海岸パルコシティ)」の巨大なショッピングモールが他を圧し…
那覇軍港を浦添に移設させる計画と抱き合わせで返還地の開発が進んでおり…
そんな華やかな光景の先には、
キャンプキンザーの敷地を軍用車両が走り回り、
上空では嘉手納基地を離発着する軍用機が騒々しく…
一方で基地の南側では住宅密集地が犇めく…
これが現実だと…
海岸沿いをひたすら西進すれば、
やがて那覇市との市境にある浦添埠頭前に…
ここで左折して市境と平行に南下するのですが、
悩み諸々の「西海岸」から光景は一転し、
浦添の歴史的文化の一端を学べる地区へと場面は移ります…