「アゲモチ」は「おかき」じゃないんです | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

新年おめでとうございます。
本年もぼつぼつ細々(?)と「開院」していきます。
細ーく長ーくご愛顧頂ければと…

昨年末は、
義兄が心筋梗塞で入院…
叔母がクモ膜下出血で入院…
そのショックで我が老母も「マブイ落ち」症状で腎機能低下を伴い入院…
その数日後には、
義母が路上で転倒して顔面打撲…
そう云う年回りだからこんなことも重なり得るんだとは思いますが…
本年はせめて…
「よい年」とはいかずとも、
「無難な年」であって欲しいと切に願っています…

さて、
気を取り直して…
4年前の民謡酒場「田舎乙女」で食した「アゲモチ」を求めて…
楚辺の「金城食品」さんが作っていた「ウムクジ」(芋葛)揚げなんですが…
今でもその事業所が営業しているのかどうだか…
(現地に行けば判るんでしょうけど、未だ行けてない…)
あの「ウムクジテンプラ」の紅芋ではない筈なんですが…
もちもちした食感に、甘みは仄か、なのは同様なんでしょうけど、
香りは「紅芋」とは違うような…
色彩も明らかに違いますし…
旧友・山入端君に連れられて馴染のスナック「リズム」にて、
その話を投げてみたけれど…
店のオーナーもスタッフも、お客さん達も、
「アゲモチ」と聞けば「ウムクジテンプラ」だとしか…
残念…
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で、
「アゲモチ」とは「芋」から作った澱粉を固めて揚げたお菓子(おやつ)と…
沖縄では認識されますが、
本土の方では…
「おかき」のようで…
こうした固有名詞のギャップはちょっぴり愉快…

例えば、
「ぜんざい」…
本土では、勿論、小豆で作られた温かいものと認識しますが、
沖縄では、
「氷ぜんざい」「冷しぜんざい」とかの「冷しもの」になりますし、
小豆ではなく、
一回り大きな「金時豆」に「黒糖」を加えて作られているのが特徴…
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例えば、
「アイスケーキ」…
沖縄ではブルーシール社の平べったいパイのようなシルエットのやつと云う拘りが…
本土では、
形は様々で、アイスクリームパフェのような…
宮古島で「アイスケーキ」と言えば、
何故か棒を真ん中に突き刺したアイスキャンデーなんだとか…
「所変われば品変わる」と言われればそれまでですが…
ちょっとビックリして…
やがて、ちょっと可笑しくなる…
そうした事象に出くわすのは興味深いことです…