「御嶽」…
沖縄本島では「ウータキ」と称いますが、
八重山では「オン」と称います。

スーパーホテル石垣島と日本生命のビルの間で、
存在感ある構えの「鳥居」は木造…
「長田御嶽」(ナータオン)…
祭神は、実在する豪族とのこと…
(一説によれば、「オヤケアカハチ」の乱を鎮圧した「長田大翁主」(ナータウフシュ)とも…)
本島の「御嶽」とはちょっと趣が違いますね。
かつて、
明治政府による「皇民化政策」により神道施設化された影響が、
本島とは違って、そのまま残っているそうです。
本島では「御嶽」にこんな「鳥居」は余り見ないですもんね…
(「波之上宮」とかの社寺にはありますね)
「御嶽」の存在が、
本島ではナチュラルな霊域なのに対し、
八重山では、実利的で権威が伴っている印象です。
仇や疎かには…?
境内には、
小さな祭殿があり、
それ自体が「拝所」になっている様子です。
屋内にズカズカと侵入して失礼なことをしでかすとバチが当たりそう…
東京・大手町のオフィスビルの谷間にある「将門首塚」のイメージが重なったりして…?
石垣島には、
登野城地区とか繁華街にこんな神聖な場所が点在しています。