国際通りから農連市場まで続く、
ガーブ川「水上店舗」…
その建物群は、
周囲の商店街の光景を構成する不可欠な要素であり、
アーケード商店街を歩く者にとっては、
土産物屋とか衣類店とかが並ぶ普通の「通り」と変わりありません。
ここがそうだと認識せずに歩いていれば、
そのまま素通りすること間違いなし、です。
それでも、
その下をガーブ川が暗渠となって流れていることを垣間見られる場所があります。

画像は、
国際通りの「むつみ橋交差点」から見た、
アーケード商店街入口の光景です。
左側に「むつみ橋通り」、
右側に「市場本通り」の入口がありますが、
その真ん中の建物の建つ地面…
盛り上がっているのが判りますね。
これが「水上店舗」の形跡です。
盛り下がっている方が、「通常の地面」と云う訳です。
真ん中を通っている川面に単純にフタをして暗渠化したので、
その分、「通常の地面」より高くなってしまっているのです。
商店街の中に入ってしまえば、
もうその「高低差」の感覚は失われていますから、
唯一の名残りと言えましょうか?
実は、
「むつみ橋通り」を南下した「パラソル通り」の途中で、
公設市場「雑貨部」から「市場中央通り」へ抜ける辺りの路地に…
モッコリと盛り上がっている箇所があります。
水上店舗と水上店舗が途切れているところなんで、
そこ全体が「地上げ」されているのが直接見られる箇所です。
路地を歩いていて、
「段差があるなぁ」程度の感覚で通り過ぎてしまいそうなゴチャゴチャした場所です。
残念ながら、
その箇所の画像は撮れていません。
皆さんで探してみて下さい。