三線の立ち弾きの構え方は~
例えば、
「太鼓を右の腰骨に乗せるようにして右腕ではさんで固定します。
右腕の位置は、腰骨と対角のあたり、座ったときより右よりになります。
左手は座った時と同じです。
太鼓の裏は体にくっつけませんので、表がやや下向きに(10~20度くらい)傾きます。
棹の天の位置は座る時よりもやや下がって構いませんが、棹が水平になるまで下げるのは行きすぎです。
右肩が下がり気味のなることがあるので注意してください。
足は肩幅くらいの開き具合がいいでしょう。大または見た目が悪いです。
女性の場合はもう少し狭くし、左足を半歩前に出すようにすると見た目が良いです。」
右腕の位置は、腰骨と対角のあたり、座ったときより右よりになります。
左手は座った時と同じです。
太鼓の裏は体にくっつけませんので、表がやや下向きに(10~20度くらい)傾きます。
棹の天の位置は座る時よりもやや下がって構いませんが、棹が水平になるまで下げるのは行きすぎです。
右肩が下がり気味のなることがあるので注意してください。
足は肩幅くらいの開き具合がいいでしょう。大または見た目が悪いです。
女性の場合はもう少し狭くし、左足を半歩前に出すようにすると見た目が良いです。」

などと解説されていたりしますが…
この写真の唄者は、
「川門正彦」(かわじょう まさひこ)さん…
上原正吉芸能館「宮古根」(ナークニー)を中心に活躍しておられる有名な方らしいんですが、
先日の大城美佐子さんのミニコンサートで共演され…
リハーサル中、もの凄い速弾きで私達は拍手喝采…
なのにこの構え方…
子供用の三線と思えるような小ぶりの三線を…
お腹に乗せながら自由自在です。

他にも、
脇に抱えるようにして構える人も…
言うは易しですが、
あーでもない、こーでもないと、
自分なりのしっくりするパターンを探して…
「やっぱり自分には無理かなー」
とか一旦は諦めてサスペンダーで我慢していて…
或る日、
気紛れにやってみて、ストンと…
私的には、
「腰骨」よりは「"アバラ"と"腰骨"の中間地点」に…
太鼓面を少し前倒しにして弦が見えなくなる位が適当…
バチの弦を弾く角度が音色を絶妙に変化させるのが判ります。
で、
私は工工四が手放せませんから…
譜面をめくるために1曲ごとに構えを解いてしまうので…
バチ手(右手)の手首のどの位置を「胴巻き」に添えるのか…
太鼓面をどの程度倒すのか…
色んなパターンを試行錯誤しながら、
より良いパターンを模索して…
やがて収斂していくようなイメージと申しましょうか…
そんな感覚で、
毎日とはいかないので、
時々研鑽しているところであります…