6月27日は梅雨明けの翌日…
既に強烈な日差しの下、
浜比嘉島兼久港からは、それ程とは思いませんでしたが、
洋上に出た途端に感じる波風の気配…
ショップの仲村兄弟(兄)への(歪んだ)対抗心もあって、
「20㎞くらいはチャレンジしたいの」と…
私がリクエストしたものですから、
一旦は、沖合から南下して津堅島を往復しようとしたんですが…
浜比嘉と津堅の間には、
強い潮流域があり、この日は大潮…
午後からは金武湾から津堅への流れが強まるとの予報だったものですから、
そこはお客(それは私です)のレベルを考え(!?)、
沖合から直ぐ左側の「浮原島」をぐるりと巡ることになりました~
浮原島までは5㎞程度ですから、
風や潮流の影響がなければどうと言う距離じゃないんですが、
結構波があって、
向かう方向の都合上、その波を横に受ける形だったものですから…
仲村兄弟のタンデム艇を追っかけながら、
横波に翻弄される艇を操るパドルの手は休まる暇もなく、
午前中の行程ですっかりエネルギーを使い切って浮原島へ「不法上陸」することになるのでした…

(辺り一面が波立っています)

(島の海岸に近づいた訳でもないのにサンゴ礁の海底が艇底に擦れるくらいに…)
この日は大潮で…
そのピークは正午前の丁度その時…
艇が向かう先の沖合で何やら海面一帯が波立っているのが見えます。
ちっちゃな「津波」のように辺り一面が波立つのは「サンゴ礁」リーフまで、
海面が下がったからです。
海岸に近付いた訳でもないのに、みるみるサンゴ礁の海底が迫ってきて…
「潮がどんどん引いているので早く越えてしまいましょうねー」
仲村兄弟(弟)の指示に慌てて通り過ぎてしまいましたが、
これはラグーン(サンゴ礁湖)の一端ですから、
何処から何処までがリーフに囲まれて成立しているのかを…
もっと落ち着いて観察しておけばよかったと後から悔やんでます。