下関の三菱造船所で建造されていた~
海上保安庁の最新鋭巡視船2隻がこの度完成し、
今日、引渡式が催されました。
その内の1隻が、この「のばる」です。
「のばる」は、宮古島海上保安署の巡視船として代々就役していますが、
先代「のばる」が18年の務めを終え、第5管区(大阪ですね)へ配置換えされ…
その後を継ぐ最新鋭船として配置されるものです。
この船にはスクリューがないんです。
汲み上げた海水を噴射して推進力にする「ウォータージェット推進システム」を採用しているそうです。
時速60km/hが出せるそうです。
どこかの国の戦闘的「漁船」も、たちどころに拿捕ですか?
あの事件では、日本人の心に変なナショナリズムの灯を点してしまいましたね…

昨年末に政府は「新防衛大綱」を決定し、
新たな国防概念として「動的防衛力」を標榜して、
特に、沖縄県南西諸島を含む島嶼部の防衛力強化…
を課題として強く動機付けしました。
尖閣諸島周辺を巡る国際情勢は、ここ下関でも色濃く影を落としています。