「南西諸島防衛論争」からみえてくる日本人の気質 | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

沖縄県知事選が終わりましたね。
仲井真氏と伊波氏の事実上の一騎打ちの「激戦」だったそうですが、
米軍基地問題では、双方が県内移設を断固反対しており、
際立つ争点にはなっていませんでした。
それが、尖閣諸島関連のトラブルが連発してから、
両者の「思想」の違いが明確になったのです。
 
先島諸島に於ける「島嶼防衛」論争です。
「自衛隊の先島派遣は専守防衛として当然だ。論を待たない。」との仲井真氏の主張に対し、
「配備しても役には立たず、無駄な緊張を作るだけだ。」し伊波氏は反論しました。
投票結果は、仲井真氏の辛勝となった訳ですが、
互いの得票率は均衡しており、
沖縄の人々の置かれた立場が非常に微妙なバランスの中にあることが伺えます。
 
時を同じくして政府も、近く発表する新「防衛計画大綱」に、
「南西諸島の機動的防衛力の強化」の考え方を反映させるとの民主党の提言を受け入れる方針です。
自衛隊の戦力や戦略が機能するか否かはさて置き…
私達は、ある程度の「抑止力」(軍事力であれ経済力であれ)を高める必要性があることを認識してはいますが、
一方で「軍備」を整えることに対する「拒絶反応」も大きく、
巷では噛み合うことのない論争が続いていますが、事態は進展しないのが現実です。我が国の場合は。
 
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さて、その「我が国の拒絶反応」とは一体どのようなものか~
について考察してみますと、
日本人が歴史的に連綿とDNAに刷り込まれていて、
生理的にどうしても感じてしまう…
他の近隣アジア諸国では考えられない日本人だけの「民族性」とも云うべきある「習性」が浮かび上がってくるのです。
 
例えば、先般、野党やマスコミから糾弾を受けてしまった仙谷官房長官の、
「自衛隊は暴力装置」発言騒動にみられる反応とかですが…
 
続きはまた次回の記事にて…