池上栄一ワールドのこと~もう少し言わせて! | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

池上栄一ワールドについては、もう一言言わせて下さい! (ハァ ハァ!!)
 
池上作品に共通するのは「裏側からのもう一つの視点」です。
陰と陽…
悪と善…
富と貧…
攻めながらも防、防戦一方でありながら攻…
勝ったようで負、負けたようで勝…
 
その双方の視点がしっかりと確立されているから、
片方を描くだけなのに物語に味が出るのです。
悪役なのに愛らしい…
主人公なのに裏がある…
だから彼が描くキャラには各々に奥行きがあって、
それが読者を池上ワールドへ引きずり込む魅力になっていると改めて思うのです。
 
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来春は、ついに「テンペスト」が舞台作品になって戻ってきます。
仲間由紀恵が「真鶴」なのがちょっと不満ですが、
私が大好きな「女官大勢頭部」は誰が演じるのでしょうか?
もう今から楽しみです。