小倉まで電車で5分ですが~
海を越えた本州の下関へも7分程度の至近距離にあります。
昨年に5年ぶりの下関勤務となったので、何が一番嬉しかったかと言えば~
この「一花でいご」へまた行ける…
と云う事でした。
それでも、職場の連中を引き連れて行くものですから、
いつも座敷でワイワイやっていて、
カウンターに落ち着いて、じっくり料理を味わい、女将さんと話をすることも儘なりませんでした。
先日、やっと独りで行く機会が持てました。
単独じゃないと味わえない雰囲気、会話、巡り合い…
正味2時間で会話も料理も酒も楽しめる料理店なんて、やはり沖縄料理店しかないのでは…
自慢のウコン茶は自家製、
グルクンの唐揚げはカラリと揚げられていてバリバリ感が旨味、
「野菜をたっぷり食べたいので…」とのリクエストで出してくれた特製「トーフチャンプル」は~
ニンニクたっぷりでゴーヤもポーク卵もフー(お麩)も入っていてとても豪華でした。
ごちそう様でした。
女将さんの姓「親泊」(おやどまり)は、あの琉球王家の「尚」家の系統とのこと。
糸満地区の一族らしいです。
(余談)
翌日の予約には、下関の東亜大学の学生さん達団体さんが入っていました。
学生さん達は、リーズナブルな予算でガッツリ食う、と云う客層なので、
女将さんはそのニューを思案してました。
「鍋物にしたらいいんじゃないすか?」との私の提案は却下されました。
沖縄料理に「鍋物」て無いんですね。
「おでんがあるじゃないですか!」との私の次の提案も却下されました。
あの「沖縄おでん」の定番の「ティビチ」は、おでんラインナップの中で一番のお値段なんだそうです。
ティビチの無い「沖縄おでん」は、「沖縄」じゃないですもんね。
結局、唐揚げかテンプラになったようですが、
アチコーコーのテンプラの「沖縄」は~
私の未体験ゾーンなので、ご相伴に預からせて戴きたいものです。