昨年のカヤックスクールでお世話になった嘉陽集落を思い出します。
劇的な政権交代があった後だったので、集落のあちこちに「玉城デニー」の選挙ポスターがぶら下がったままでした。
当時の衆議院選沖縄3区は、彼が現職の嘉数氏に圧勝した激動の選挙区だったようですね。
こんな閑静な集落の住民の方々の、秘められたマグマのような熱い思いが伝わってくるようです。
ここの集落には、基地移設問題で翻弄されている名護市街地のような混乱は及んでいません。
それは、本土の都会からやってきた観光客達にしてみれば「絶望的に」…
多分自給自足的な生活が根強く残っているのでしょうか…
現金収入の少なさ…
厳しいインフラ環境…
「慎ましい暮らしぶりこそ豊かな暮らし」とは言われますが、やはりある程度は…
子や孫達が、逃げ出さないよう~
再び帰って来られるよう~
便利な暮らしは、やはりある程度は保障して欲しいものです。
地元の方が話されてました。
「移設反対をうるさく騒ぎ立ててるのは、本土からやって来た人さ…」
「あれこれイベント催して宣伝してるけど、俺はそんなのには絶対関係したくないね。」
「移設賛成かって? そりゃ、無いに越したことないけどねぇ…」
結論は、「半か丁か」じゃあないんです。
明快な解答が待っている訳でもないんです。
難しい話です。