「道標」の近くにある「厳島神社」の桜は実に見事で、毎シーズン楽しみにしていますが、
この神社の境内の西口に建つ「鳥居」~
右側の柱に刻まれた文言は…
「韓国併合之年」
左側には、「明治43年10月吉日建之」と刻まれています。
今年は歴史的にみると「韓国併合100周年」に当たるとのことで、
某地方新聞が特集記事を掲載するなどしていますが~
その内容は、どうも懐古主義の傾向があり、
そのような歴史を何故歩むことになったのか~
そのような事実がどんな結果を招くことになったのか~
等の検証は何らされていないようです。
事実は事実として、きちんと残していくことも大切でしょうが、
そこはきちんと押さえておかないと、不愉快な思いをする人々が出てくる~
と認識しなければならないと思うのですが…
それは、国家間戦争や、内戦や、テロ行為等と同様に、
「自らの立場を正当化して、他の価値観を一切否定する」ところに行き着くのではないでしょうか。
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古い街道を歩き、改めて観察してみると~
面白いことや、考えさせられることが結構見つかり、興味が尽きません。
この鳥居にはドッキリさせられ、また、考えさせられもしました。