今日の散歩の目標が定まらない時は~
コインの表裏で行き先を決めるように、JR新山口駅の山陽本線と山口線、そして宇部線の、
一番直近のダイヤで決定したりします。
東西南北、何処へでも行き放題です(どうでもいいですか?)。
その中で、南方面は~
特に自然の移り変わりを感じさせてくれるコースなので好きです。
(椹野川畔界隈)
椹野川畔を歩けば、いつも四季を感じます。
葦の中洲の陰に群れるマガモ、シジミ採りのおじさん、カヤックのお兄さん、等が季節を演出してくれます。
陶ケ岳へ目を遣れば~
田園風景が広がり、稲と麦の緑と茶が季節に彩を与えてくれます。
画像の時期は3月、
成長を始めた麦の芽が農地一面を若緑色に染めており、早春の訪れを実感させてくれます。
(林醤油醸造場)
椹野川西畔から東畔へ渡って直ぐの所に「日の出醤油」と云う小さな看板が目に止まります。
周辺は旧家らしい大きな住居、蔵が数棟並んでおり、その奥に醸造場の新しい蔵があります。
蔵の軒下を観察すると、様々な文様が漆喰で象られており、家紋の他に、布袋さんやら龍(タツノコのような貧相な感じでしたが)やらと多彩です。
屋根の鬼瓦は、正に「鬼」の瓦であったりして由緒の高さが伺えます。
この「日の出醤油」は、所謂万能醤油をローカルに販売しています。
ネットで調べたところ、めぼしい情報は得られませんでしたけど、根強いローカルファンがいるようです。