月桃の葉の香りに心騒いで | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

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私達は日頃慣れ親しんでいるものに無頓着ですが、
品が換わり、所が変わりして初めて、それが本来有している意味や、由来、効能等に気付かされることが多々あります。

そのひとつが「菜っ葉」ではないでしょうか。
「ホウレンソウは身体の鉄分を補う」程度しか知識のない私は、
十把一絡げに「菜っ葉」と云う表現で総括していましたが~

沖縄に関わる程に、
野菜類のバラエティの多さ、それらが有している効能の偉大さに驚かされてばかりいます。


例えば、一番ポピュラーな「シマナー」~
チャンプル系でよく使われていますが、一夜漬けにしたら「チキナー」に進化して、泡盛にピッタリの妻になります。
辛味成分が食欲増進効果を持っています。

「フーチバー」は、本土で言うヨモギです~
独特の香りと苦味を持っているので、やぎ汁や魚汁の臭い消しとして利用されます。
これは昔から薬草として、婦人病、胃腸病、解熱に効果があると言われています。

「ニガナ」は、私は白和えやピーナツ和えにして食べるのが好きです。
これにも薬効があるとされ、体力低下時や病み上がりの煎じ薬として使われています。


まだまだ、沢山の野菜がありますが~
野菜ではないですが、私は「月桃の葉」(サンニン)の香りに奥深い魅力を無意味(無意識?)に感じています。
9月下旬、沖縄三越のデパ地下ですら、訪れて一番の印象がこの香りでした。

画像は、「天妃の前饅頭」の月桃ですが、
沖縄の1月中旬の「鬼餅の日」に食べる「ムーチー」の月桃の葉の香りに、心洗われるのです。
本土では、12月中旬以降が当て嵌まるでしょうか、寒波が時折やってくるようになり、木枯らしに心根が晒されるような頃、
この「ムーチー」を行きつけの沖縄料理店で戴いてから、インプットされました。

月桃には、防虫、防臭、防菌効果があります。
ひょっとしたら、この防虫効果とかでマタタビ状態になるからでしょうか…