この行事は、9/29(火)、10/1(木)、10/4(日)と3回繰り返し行われると云う、本土ではちょっと考えられないものです。
しかも、道ジュネー(これは分かります)・スーマキ(これは何?)・棒のイベントは毎回午後2時からなのです。
参加する地元の人達は、仕事なんかそっちのけにするんでしょうねぇ~
中学生達も参加するようになってますけど!
地元の祭りに対する熱い思いが、これだけで十分伝わって来ます。
で、この日は、「棒」と云われるイベントの練習日で、ショップの諸喜田さんも狩り出されました。
こんな機会は滅多にないので、私もそれにくっついて祭りの会場「ウチマンモー・ウフジュク広場」(漢字にしたらどう書くのでしょうか? さっぱり意味が理解できてません)へ出掛けました。
そこには、老若の男達がかれこれ80名くらい集まっていたでしょうか。
下は中学生から、ニッカポッカズボン姿の仕事帰りのお兄ちゃん、ジャージにサンダル履きの中年のおじさん、本土から移住してきた人達も7~8人はいたようです。
そんな皆が一緒くたになって、棒を抱えて広場を列を組んで走り回るのです。
中には、旗を抱えている人もいるのですが、何の知識も有していない者にとっては、この「棒抱え」は何の示威行動なんだろう…
沖縄では、各地で行われる豊年祭で、この「棒踊り」が大体奉納されています。
御嶽の庭でこれを奉納すると、御嶽に宿るセヂ(霊威)が棒に乗り移り、霊力を発するようになる、と言われています。
豊見城市保栄茂(「びん」と読みます)の豊年祭も6年ごとに行われるのですが、ここの「棒踊り」が、雄棒(ウーボウ)と雌棒(ミーボウ)に分かれて、大空を旋回する鷹の群れを表現している(「巻踊り」とも言われています)とのこと~
瀬底の「棒」もどうやらその系統なのではないでしょうか!!
とにもかくにも、集まった皆さん、夜9時頃まで汗びっしょりになって2時間みっちり練習した後、
オリオンの発泡酒で「乾杯っ!」と~
宴会が始まりました。
私もちょっとだけ地元の人達の輪の端っこに座り、楽しくも意味不明(何を喋ってるのかサッパリ…)なひと時を過ごしました。
本土からの移住組の人達とも話をさせていただき、
「明日は、皆のカヤックで瀬底島一周しよう!」
と云うことになりました。