首里城周辺風水見学~首里観音堂の守り本尊 | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

(「首里城周辺風水見学」から続く)


前記事の地図は、首里城周辺の古地図です。

判別し易いように色分けすると、綺麗に星座の白鳥座のように「玄武」「白虎」「青龍」「朱雀」が配置されているのが分かります。


ところで、決め手がない「朱雀」の首里観音堂ですが、
地元で生活している人なら知っているかも知れない「十二箇所巡り」と云うのをご存知でしょうか。
初詣とかで、首里にある四寺院にある「守り本尊(自分の干支を象徴した本尊のこと)」に、自分の健康や安全、繁栄を祈願するやつです。

で、この首里観音堂(「慈眼院」)には、この守り本尊が四体あって、その中の一つが「午」を守護する「勢至菩薩(せいしぼさつ)」なんです。
「午(うま)」即ち、方位で表すと「南」なんです!

そもそも、南とは何にとっての南なんでしょうか?
つまり! 首里城にとっての正面、即ち「朱雀」の位置である「午」となるのです!
「これぞ決め手か!」といきたいところですが…

ここには、他の三体が「子」「丑・寅」「辰・巳」と北から南まであちこちの菩薩さまを祀っていて、ちょっとピントが合わせられないでいるのです。ちょっと悲しいです。



(既出)

HP「沖縄の話をしよう!」へ(http://2nd.geocities.jp/lmeg_mamo0821/)