勢力を弱め熱低になってでも、偏西風に乗って再び日本を目指そうとしているそうです。
八重山地方は、長居した台風で大変だったようですね。
5年前の話です。
台風が来ていました。
ドタキャンの連続で座間味の「NatureLand Kayaks」の佐野さん、民宿のおばさん、クイーン座間味のお姉さん、とお断りの連絡を入れ続けました。
その度に快く対処して頂き、恐縮しまくり。
やはり自然の厳しい土地柄だけあって、こうしたトラブルには親身になってくれるんだなあ、と実感。
しかし、それは序の口でした。
帰りの航空便に欠航の恐れがあることに気付いたのです。
航空チケットはパックもの。「予約変更は受付けない」と明記されています。
欠航の発表があれば、欠航証明を貰って代理店へ請求すると代金が還ってくることになっていますが、まだ欠航と決まった訳ではないのです。
それでも「後の祭り」とならないためには、二重払い覚悟で担保するしかありません!
エイヤッとネット予約を済ませ、JALの搭乗手続窓口のお姉さんに泣く泣く申し込んだのでした。
「分かりました。では、元の予約はキャンセルいたしましょう」
何と、変更手続を取ってくれたではありませんか!
「大変な時はお互い様ですから」
と、小気味良い応対に私達一同は万歳三唱。
キャンセルした席も後発便のお客の前倒しで、結局埋まるらしいのです。
実利的になっていて、損はしないシステムになっているようですが、こうもテキパキと対処してくれると嬉しくなります。
これがJR新幹線の指定席だったら、こうはいかないでしょう。
とにもかくにも、沖縄の人々の大らかで爽やかな気風に触れることができた、という思い出話です。