繁多川公園から首里を望む | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

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農連市場前の開南から識名霊園墓地へ行こうとして、国場にまで迷い出てしまい、R329を上間まで回り込んでしまいました。
歩行距離4.5辧5伏があちこちあって時間にして4時間を費やしてしまいました。

識名霊園墓地への上り道でへばってしまい、識名園の裏口の木陰で涼んでいると、三線練習中のお爺さんから目敏く「何処の関係の人か?」と誰何されました。
この識名園は入園料を徴収しており、裏口から勝手にに入ってくる不審人物と見られたようです。
別に識名園を目指していた訳ではありませんから、素直に退散しましたが、後述のエピソードと対比して、沖縄の一種の排他的思考(良く言えば結束力があるとでも言うか)かと思われます。

墓地を越えると、繁多川公園まで一旦下ったかに見えたのが、再び上り坂にかかります。
結構袋小路になっていて、「何で私はこんなに苦労しなければならないのか?」と情けなくなりかけたところで、そこに忽然と爽やかな湧水池が出現しました。
金城石畳界隈の湧水地の干からびたようなところとは違って、水量が豊富で別天地のように清々しい。
体中の汗が一気に引くようでそこから離れられなくなります。

ここにタムロしていたのが子供達。
隅でペットボトル茶を飲みながら涼んでいた工事現場のおじさんに、手にしていたビニール袋をくれと要求しています。
おじさんは
「ゴミが入ってるさぁ」
と少し照れながらそのビニール袋を手渡すと、小魚採りに興じ始めた子供達をのんびりと眺めなから再びお茶を飲み始めました。
涼やかな風が吹いています。
識名園での事件と対照的なエピソードです。

繁多川公園の頂上に立つと、首里金城町を一望に見下ろす好景に出会います。
これからの長い下り坂の疲労のことはともかく 「来て良かった」と思える幸せな時間でした。

時は午後4時。ここからの風景の方が首里金城町からのより私は気に入りました。
午後の西陽の光線の影響だろうとは思います。