ボートダイビングの動揺的なシチュエーション、レギュレータに呼吸を頼る不安感、初めて体験する海中世界。
「これだけ印象的な体験は、人生十数年で初めて。必ず感動する筈…」と父親は一方的に期待しました。
幼児期からの水泳で水には慣れている様子で、ビビることなくスムースに潜行、耳抜きも支障なくすんなり海底約10mまで到達できました。
しかしながら…
見たことのない海洋生物、熱帯魚の群れ、タンクを背負うプレッシャー、自分の吐く気泡、下から見上げる海面の光景…
何一つ覚えてないと言う!
周囲の光景よりも、自分の呼吸を整えることに一生懸命だったのでしょう!
インストラクターさんに誘導される姿は、まるで、親猫が子猫の首を咥えて連れ戻すのに似ています。
第三者から見れば微笑ましい光景ですが、当人にしてみれば緊急事態であり、周囲を見渡すような余裕は全くないのです。
お願いしたショップは、那覇市の「クオリアダイブ」さん。ポイントは、またしても「チービシ」でした。
以前見た「神山島シャークホール」には、あのホワイトチップシャークはもう居なくなったそうです。
(既出)
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