超長期廃墟探索ローラー作戦 物件130 北海道 タウシュベツ橋梁跡 | ボヤジャントの呟き。

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取材日時 2008年 8月24日

コメント・有る意味有名な物件では有る。立派な観光名所でこれもまた今更説明する必要もあるまい。
地元民に聞けばだれもが教えてくれるし、観光案内パンフレットにもデカデカと紹介している。糠平湖へのアクセスもちょっと分かりにくいが固く締まったダートが直ぐ傍まで伸びており、観光バスまで乗り付けるほどの賑わいを見せている。
誰もが簡単に見ることが出来て、こんなのは廃墟物件として取り上げるべきか最初は悩んだが、この橋梁跡は季節によってダムの水位が大きく変わると水没して見えなくなってしまうという所を考えて、「うまく見ることが出来たらそれだけで価値がある」と捉え産業遺跡として物件の一つとしてカウントすることにした。
実際現場に行って見て、荒涼とした景観が広がる中、予想通り多くの観光客が押し寄せていている様子を見ると一種異様な感覚を憶えた。
こんな何も無い所にもこれだけ客が集まるのかと。橋は夏場の水位が上がる季節にもかかわらず半分以上水面から出ていて、橋梁跡として見るには十分な眺めだった。
一般観光客が立ち寄る北側だけでは飽き足らず、俺は更に林道を移動して南側からもアクセスを試みたが、林道のゲートに阻まれ且つ林道から橋梁跡までがあまりにも離れていたので接近は断念した。対岸の橋の袂には釣り客と思われる人影が数人見受けられたが、かなりの距離を何処からか迂回してたどったに違いない、今回は鴻之舞でかなりの時間を潰したし、天気も下り坂で芳しくなかったので、遠くからの撮影で撤退する事にした。

タウシュベツ橋梁跡までの廃線跡には、
このようなアーチ橋が幾つも残されて保存されている。
目的地まで伸びる線路跡、自然遊歩道となっている。
予想外に水位が低くて今回はラッキーだった。
橋の中で一番崩落が激しい部分とされているところ。
対岸から接近を試みたがタイムアウト。関連画像はこちら