2004年 8月29日
コメント・バイクで南房総方面へ向かう時はいつも一端内房総から東金方面へ抜け、鴨川経由で南下するのが自分の定番ツーリングコースと決めている。
その道程の途中で偶然見つけた廃工場である。
自分には廃墟レーダなってものは無いと思っていたが、この時ばかりは「オラにもその能力が・・・」と思い込んでしまったほどだった。
ただし、初めてその物件へアクセスするときは少々面倒臭かった。
自動車道からあまりにも近いので、自動車道からは見えるが一端一般道路に下りてしまうと、どこにあるのか見当がつきにくくなってしまうのだ。
一年前の梅雨の真っ只中にここへは初めて訪問を果たしたが、バイクを停められるような場所が分らず、しかたなく近くの霊園の駐車場へ停めた記憶がある。
今回も天気は最悪。しかし天候に恵まれず遊びに出かける当てがない場合、やることと言ったら「探索」しかないでしょう?(んなこたーない)
おりしも台風が接近中という中で、今回はバイくではなくケイタロウでの訪問。
記憶どおりに近くの霊園に車を停め、傘を差して現場へ向かう。
最近廃墟の取り壊しの話をよく聞いているので、いまでもあるのかどうか自信が無かったが、ここはしっかりと残されていた。
売り物件として看板は出されているが、不法投棄の巣窟と化している。
突入はいたって簡単。
後ろを車が通る時は、メモをとっているフリをしながら敷地内に入って撮影を開始した。