Botom line, botom job. -7ページ目

Botom line, botom job.

結局のところ、底辺職。

夕方着いたいつもの泌尿器科の待合室は刑事さんに前後を挟まれて腰縄を付けて手錠にタオルを乗っけて隠した(のか?)パキスタン人の兄ちゃん(←何やったんだこいつ?)が診察に来てた。

 

 

ざっと10人待ちかぁ混んでるなぁ・・

顔見知りの看護師さん(おばさん)が、

 

「kenさん、お小水取ってくださ〜い」

 

トイレに入って紙コップに名前書いて、

 

みと(・・・。)

じょろ(はぁ・・)

ぼぼぼ(おもいっきり『あずきバー』色)

なんかごめん。と独り言。

 

おしっこ入り紙コップを取りに行った看護師さん(だからおばはん)

 

「血尿いつから?」

 

さっき。

でもないか、11時頃かな。

 

「ずっと?」

 

コーラになったりワインになったり。

 

「先生空くまでちょっと待ってね」

 

 

 

 

「やり過ぎだね」

 

え。

(そんな・・)

(4年近くやってないですはい)

(結構「おあずけ」食うタイプなんで)

 

「頑張り過ぎ」

 

え。

(だからー)

(そりゃ頑張っていいなら3回くらいは)

 

「この暑いのに」

「今年は普通の暑さじゃないよ?」

「若い人でも倒れるのに・・」

 

はあ。

 

「歳」

「考えましょうよ」(先生は俺と同い歳)

「人並み以上に動けるのはいいことです」

「歳を考えたら立派です」

 

(おー)

 

「で、」

「身体がSOS出したんですよ」

「限界です。休みましょう。て」

「ま、とりあえずエコー撮ってみましょう」

 

妊婦さんみたいにお腹にゼリー塗って

「ここ痛い?」

「ここは?」

「痛いのはどこ?」

「あー」

「背中診ますよー」

「あー」

 

(なんだよー?)

 

枕元のディスプレイで、

「これ」

「この白く光るやつ」

「石だね」

 

(い?)

(し?)

 

「んー」

「5mmくらい?」

 

(俺に聞かれても・・)

 

 

恐らく尿管結石。

で、その石が尿管を傷付けて出血中。

過労が引き金じゃないか?と。

 

ま、そでしょーね。

だとしても休めないからね。

仕方ないねの平常営業。

石溶かす薬と痛み止め大量に貰った。

ここんとこ『右ちんこ脇と右おけつ上』が痛かったのはそういうことだったのか。

毎日重いもの持ち上げ過ぎて腰やっちゃったんだと。

 

 

 

他人よりキツい仕事をしてさ、

それは望んでしてるんだけどさ、

休みの度に実家で親父の片付け。

親父死んでから一日も休んでない。

そりゃね、

身体壊すよね。

だけどさ、

何のリターンもない事をなんでこんなにやらなきゃならないんだ?

 

それは親父がクズだから。

 

俺はこういう『死人』には絶対ならない。

 

 

いかんね。

俺今きっと感じ悪いね。

いかんよ。

ニコニコはしなくていいから穏やかな顔してないと。

 

 

 

話しの続きになるけどさ、

現実的俺の希望は、

この仕事の最中に倒れて死にたいんだよ。

そりゃ迷惑だろうけどね。

思いっきりダッシュして「う。」て胸に手を当てて倒れて駆け寄る職員さんドライバーさん。

暗くなって行く視界、薄れ行く意識の中で最後の言葉、

 

ろ、

ろうさい、

で、でるかな・・?

 

 

茜色の朝焼けを背景に大きな積乱雲のシルエット

海側に見ながら始発は地下に潜って行く。


今日一日行けば明日明後日は休みだ。

なんとか乗り切るぜぃ



うーあ。



走っててさ、

たまに『膝が抜ける』んだよね「カクン」て。転びはしないんだけどさ。

なーんかね、

ここんとこキレが悪いな(おしっこじゃないよ身体のだ)

この暑さだもんね。

しょーがないよね。

それでも走るぜ。

だてそれが仕事だからよ。


休憩時間にポカリ900ml「ごきゅごきゅごきゅ」


あとひと息だぜー

おりゃあー

走るぜー

暑いの。


午前中の作業が終わってロッカールーム

汗びっしょべしょの作業着脱いでパンツも履き替えよと、

びびびびび・・

あれなにこの突然猛烈尿意⁈

パンイチでトイレ



うーあ。



どす黒い血膿の様なホルドーの赤は今年は当たり年?


ほとばしる血尿どばどばどはどば

僕の血潮♪〜



だかこのまま頑張っちゃうぜ

明日休みだしー


「酷暑」と呼んでいいだろうこの一週間の暑さは酷いね。

 

昨日ベテランの職員さん作業中右足がツって動けなくなる。

「ツる」って言うけどこれ痙攣だよね典型的熱中症の。

俺も以前、真夏のロケ帰りの目白通りで運転中両足がツって迷惑顧みず左車線に停車「救急車呼ぶか?!」運転席で七転八倒。経験したことない痛さだった。

 

ロッカールームで、

 

「kenさんは大丈夫そうだね」

 

うぃっす!(いや全然大丈夫じゃないっす毎日戦ってます)

 

 

毎日午後の作業が終わると「今日も持った。大丈夫だった」と思う。

毎朝作業前「今日はとうとう倒れるんじゃないだろか」と思う。

でもさ、

俺、自分に負荷を掛けるの大好きだから。

じゃなきゃこの歳でこの仕事選ばないし、伊達に最年長じゃないよね。

「よっしゃ今日も乗り切ったぜぃ」てのがすっごく気持ちいいし楽しいのよ。

自分にどS、いやどM?

女の人には夜だけどS。

 

 

 

第三土曜は産業医の先生の相談日

健康診断の結果を持って「これってどうなんすかね?」と聞きに会議室

 

「左の聴力低下は気になりますね」

 

(あーだって毎日イヤフォンでヘヴィメタとかぶんちゃかぶんちゃか♫聞くし)

 

「悪玉コレステロールはだいぶ下がってます」

「血糖値が微妙に高い?」

「なんかどの値も微妙にギリギリですね」

「やはり塩分に気を付けて」

 

ずっとお弁当持って来てお昼外食とかしないようにしてるんですけど。

 

「いいですね続けましょう」

「塩分は大敵です」

 

 

でーもさ、

汗ってこんなにかくんだ。普通に絞れるくらい毎日汗びっしょ。

だから「水分塩分を摂って」て言われるわけじゃん?

塩分控えたらダメなんじゃないの?矛盾してない?

 

 

ロッカールームに戻ると同僚が、

 

「kenさんどこか具合悪いんですか?」

 

いんや全然。

俺こないだ親父死んだじゃない?

だからさ、自分の死に方とか身体のこととか考えちゃうんだよね。

 

「え。」

「どんな死に方がいいんですか?」

 

ふくじょーし。

 

「?」

「なんですかそれ?」

 

(あー、若い人は知らないのか)

女の人とえっちしながら心臓発作で死ぬことだよお腹の上で死ぬから「はらうえし」で腹上死。

 

「そんな人いるんですか?」

 

んー世界中に二人くらい居るんじゃない?

 

「確率として」

 

うるさい。

だって考えてみなよ。女の人が上になってくれてる最中に死ねたら。最後に見る景色が大好きな女の人の顔その表情と揺れるおぱいくびれた腰。

こんないい景色ないぞ。

前世どんだけ徳を積んだらこの景色を見ながら死ねるんだ?お釈迦様か?

 

「実にkenさんらしい発想で」

 

やかまし。

実際はちょっとの間、黙って見下ろされて「よっこいしょ」て降りられてお終いな気はするけど・・

 

 

 

定時で退庁

地下鉄の中で娘からLINE

 

「あと何分で駅?」

 

(駅?え?どこの?)

地下鉄乗ったとこ

 

「買い物出てるからタイミング合えば迎えに行けるよー」

 

(そりゃ合わせますとも)

 

 

合流。

 

 

お腹空いた。

 

「何か食べて帰る?」

 

やまおかや

運転するのが嫌じゃなければ

 

「いいよー」

 

 

またしてもトコット川を渡って40分、遥か遠くの山岡家。そっか今日土曜か混んでら。

醤油つけ麺大盛り美味しかったけど大盛りってこんなに多かったっけ?

娘、プレミアム塩とんこつ(ぷれみあむってなんだ?)

山岡家美味〜

 

 

 

今朝4時にぼんやり起きて、

今日会社行かなくていーんだ。

顔洗って歯磨いて着替えてTOCOT出して、

朝も早よから実家片付け2往復、段ボール7箱運んで一旦終了。

ほんで、

朝も早よから洗濯機の上の部分全バラし。

あれこれどうやって外すんだ?

あれこれネジ止めじゃないの?

ありゃコードは外れないのかカプラーじゃないんだ(当たり前だ漏電する)

そかー

おりゃ

かちゃかちゃこちゃかちゃ・・

どやっ

 

おっしゃーっ

洗濯機給水ポンプ交換完了〜

直したぜー

 

 

午前7時20分すでに今日のエネルギー終了