エホバの証人の兄弟の結婚事情・・・というか、悲劇 | ぼてさん、時々ベンジャミン、たまにJW.org

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エホバの証人に対する記憶、気持ち、想い、葛藤、未来を書いています。

結婚? そんなの面倒だよ・・・。 別にどーでもいいや・・・。
と考えていたぼてさんです。
でも、なんか知らんけど結婚しちゃった・・・。
 
多分ほぼ事実だと思う話を思い出しました。何度思い出しても笑える辛い話です。
 
こういう話ってエホバの証人の兄弟の中では典型的な話なんじゃないかと思います。
 
さすがに実名は言えませんので、H兄弟とします。(言っても99.997%の人は分からんやろ)
H兄弟は、会衆で奉仕の僕として会衆の仕事や、奉仕に頑張っていました。
とにかく、真面目というか生真面目で頑張れば頑張るほどそれが裏目に出て、ウィットな話が出来ない可哀そうな兄弟でした。
 
H兄弟はS姉妹の事が好きでした。集会の中でもH兄弟がS姉妹に話しかける時はとても楽しそうに話をしていました。S姉妹に対して好意を持っているに疑いの余地はないほどに楽しそうでした。何を話していたのかは知りませんが・・・。もちろんS姉妹はエホバの証人の笑顔です。
 
ある時、H兄弟はあろうことかS姉妹に告白します。どう告白したかというと、S姉妹の家に行って告白したそうです。普通はさぁ、どこかに誘うとかさ、ちょっとリッチな食事に誘ってから告白するとかさぁ、演出が必要だと思うのですよね。あろうことか、相手の自宅へなんてロマンも何も無いわ。
 
残念なことにH兄弟は玉砕しました。ひゅ~~~。
 
月日は流れて・・・。
S姉妹は結婚しました。お相手は世の人(エホバの証人以外の男性で、教理的には忌避されている結婚)でした。S姉妹はそれでも定期的に集会には参加していたようです。
そのうち子供も出来て、母子で大会や集会にも参加し・・・時に旦那の自慢なども・・・。
 
居たたまれないのは、H兄弟でしょう。
告白したけど振られてしまって、それですら集会とか顔を合わすのは辛いのに、S姉妹が世の男性と結婚してしまうなんて、控え目に言っても「あんたは世の人以下の男」と断言されているようなもの。私はこれを書いていて涙が出て来るよ・・・。
 
そんな、あまりにも酷い状況にH兄弟は別の会衆に移動することになりました。(いや、傷心の移動かは分かりませんけど。でも傷心だと思う)
そこで彼は頑張って長老になって頑張っているそうです。
 
 
彼はプライベートでは普通に楽しい会話が出来るのに、ここぞ!という時(ここでは好きな女性と話す時)は真面目が裏目に出て、真面目な話だけで相手を楽しませる会話が出来ないのが弱点。
その弱点を補うスキルをアップをしていないのが、なんなんだかなぁ。
これってよく考えたら”ものみの塔”とかで立派な会衆の仕事、長老、会衆の成員に仕えてよい評判を受けているとか、そんなことしていたら、みんな振り向いてくれるよ。それがエホバの証人としての魅力です。みたいなことを言っているのが問題なんじゃないかって思ったよ。
 
まぁ、それだけじゃなくて経済力とか、容姿とか、ユーモアとかいろいろあるんだろうね。必要なものが・・・。
というか、私なら、長老の妻なんて苦労ばかりでわざわざなりたいと思わないけどな。権威大好き女性なら話は別だけど・・・。長老って広く浅い博愛主義者のような感じで、うすら寒い雰囲気が私にはあるのだけど。ちょっと言い過ぎ?
 
あれ・・・・どんどん纏まらなくなった。
 
H兄弟は、私に「なんで、ぼて兄弟が結婚できるのよ?」と失礼な事を言っていました。
 
それは私に聞かないでハニーに聞いてほしいのだが・・・。
多分、力を抜いた生き方をしているからだと思う・・・。違うかな?
 
アホらしい話でしたね。
んでぁ!