四柱推命に明るい千月さんのブログをよく拝読しています。月亭方正さんの落語を鑑賞した記事を書かれていて、方正さんってどんな命式してるんだろ?と興味が湧いてきました。

 

 

 

 

私は特にファンではないものの、年末の笑ってはいけないのメンバーの中では方正さんが一番好きです。なんか愛嬌があって憎めないんですよ。劣等感を払拭しようとピアノを始めたり大学に通ったり、落語家に転身したりなど向上心もある人です。私は楽器下手くそなので楽器できる人が大好きなのです。なのでなんとなく気になる存在ではありました。


生時不明なので三柱までしかわかりませんが、こんな命式でした。


乙甲戊

卯寅申


三柱までだと意外にも結構な身旺寄りです。乙は甲と並び出て月令も得てますし東方合半会もしてます。申寅の冲がありますが三柱まででは金は天干にありませんし、力量的には寅のほうが優勢です。時柱は不明ですがこのバランスが時間で覆る可能性はあまりないと思うので、ほぼ身旺と見てよいのでは。戊もあってしっかり根を張ってます。


この乙は甲に絡みついて同化してるので甲と同様の扱いでいいでしょう。寅月なのと甲と同化していることを踏まえると、例えるなら梅の花でしょうか。春とはいえまだ寒さが残る月なので丙が欲しいかな?この命式だと時柱が丙子であれば水分と熱、土のバランスがとれて最高だと思います。


この命式を見て感じたのが、あの向上心と愛嬌はまさに甲と乙の性質だなと。甲は上に向かって高く高く伸びていきますし、乙は可憐に咲き誇って人々を癒し、そして愛されます。これって命式通りじゃないですか?方正さんって男性で元芸人でありながら、かわいらしさがあるんですよ。まさに乙の性質が出ています。ピアノを始めたり大学に行ったり、落語家に転身した向上心は甲の上に伸びていく性質そのもの。甲と乙、両方の特性がしっかり表面に出ていて驚きです。命式は嘘つかないって本当ですね。これからも落語家として高く伸び、梅の花のように可憐に咲き誇ってほしいです。