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ネームホルダーが、ウイルスや菌を除去するとは、にわかに信じがたい。しかしながら、これが優れものである事は間違いないようだ。
今年の冬の寒さは異常で、その分インフルエンザやノロウィルスと言ったものが、週を追うごとに蔓延している。身の回りでもそうした症状で仕事を休んだり、医療現場や介護の現場での大流行の話を聞いたりもする。
手洗いやうがいは欠かせないし、マスクでの予防も欠かせない。ただ、ノロに関してはマスクでの予防は出来ないと聞く。始末が悪いのは、インフルエンザはアルコール消毒で除菌出来るが、ノロにはアルコール消毒は効かず、有効なのは次亜塩素酸ナトリウムで、一般的には漂白剤と呼ばれるものだ。
漂白剤はご存知のように、直接手洗いなどは出来ないし、衣類に付着すると色が抜けてしまったりする。結構厄介なもので、中々一般的には使えない。ノロにかかって下痢や嘔吐をした場合は、それらに触れないようにして処理しなければならない。医療現場や介護の現場ではその処理は慎重に行われている。使い捨ての手袋、使い捨てのエプロンを使ったりしているが、下痢や嘔吐で微量の飛沫が空中に漂うから、それらが付着して何らかの形でウィルスが口から混入する事もある。特に爪のあいだに入ったりすると、普通の手洗いでは除去できないという。
カミサンが買ってきてくれたこのネームホルダーは、エア・マスクと言う。
二酸化塩素の入った薬剤をホルダーの中に収め、それを首から掛けているだけで、
ウィルスや菌を除去するというもの。自分の周りの空間の除菌をするばかりではなく、消臭剤の効果もあるというから、冬場のウィルス対策だけではなく、夏場の汗臭さなども取り去ってくれるのだろう。
薬剤は袋から開けて２ヶ月間もつ。上の写真の銀紙の部分に日付を書いてから、ホルダーに収める。これを首から掛けるだけでOK。しかしそれでも信じがたい。
まだ、あまり掛けている人は見かけた事がないが、娘の保育園では、保育士全員に配られて、既に首から下げていると言う。
値段は売っているところによってバラバラだが、カミサンは980円で買ってきたそうだ。大体1000円前後で売っているのではなかろうか。
あくまでも予防用だから、かかった人が治るわけではない。しかしかかった人が掛けることで、他への感染を防げる可能性はある訳だから、かかった人も掛けておくと良いのだろう。
ここには書かれていないが、花粉にも有効ということだから、これから春先にかけての花粉症対策にも使えるから、これから爆発的に売れる可能性がある。
早めに買っておくのが良いだろう。
しかし本当に効果が出ているのだろうか？（笑）
と言いながらも、四六時中首から掛けているさすらいである。